ウクライナが欧米支援なしで年金の支払い遅延の危機に─副首相が警告=FT紙

ウクライナのユリア・スビリデンコ副首相兼経済相は、欧米からの資金支援が即座に承認されなければ、公務員の給与や年金の支払いが遅れる可能性があると述べました。

スビリデンコ氏は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に対し、「パートナーからの支援は非常に重要で、緊急を要している」と述べ、支援が得られなければ、50万人の公務員、140万人の教師、1000万人の年金受給者への支払いが遅れる可能性があると述べました。

2022年2月のロシアによる全面侵攻開始以降、ウクライナ政府は歳入のすべてを国防に割り当て、年金などの支払いを海外支援に依存してきました。しかし、最近では欧州連合(EU)と米国からの支援が遅れており、ウクライナ政府当局者は430億ドルの財政赤字を埋めるために、185億ユーロと80億ドル以上の資金の即時提供を求めています。

ソースリンク: 日本ニュース24時間