ウクライナ各地に「ミサイル110発」、ロシアが最大規模の攻撃

ロシアがウクライナに対して、最大規模のミサイル攻撃を実施しました。この攻撃により多くの犠牲者が出ています。ウクライナ当局者によると、市民12人が亡くなり、数十人が負傷したと報告されています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、攻撃を受けた国土について、「ロシアは全兵器を投入して攻撃しました。約110発のミサイルが発射されましたが、幸いにも大半が撃墜されました」と述べました。

ウクライナ空軍のオレシュチュク司令官も、「これは空からの最も大規模な攻撃です」とコメントしました。

ザルジニー総司令官によれば、ロシアの攻撃は重要なインフラや産業・軍事施設を標的としており、その結果、オデーサ、ハリコフ、ドニエプロペトロフスク、キーウで停電が発生しています。

ドニエプロペトロフスク州では、ミサイルがショッピングセンターや民家、集合住宅に直撃し、5人が死亡しました。首都のキーウでも1人の死亡が確認されています。

黒海の港湾都市オデーサでは、ミサイルが住宅を直撃し、3人が亡くなり、少なくとも15人が負傷しました。また、ポーランドと国境を接する西部のリビウ州では、重要なインフラ施設にミサイルが着弾し、1人が死亡しました。さらに、3つの学校と幼稚園も被害を受けました。

ハリコフ市では、倉庫や工業施設、医療施設、輸送拠点などがミサイル攻撃を受け、1人が亡くなり、11人が負傷しました。南東部のザポロジエ市でも、複数のインフラ施設がミサイルの直撃を受け、1人が亡くなりました。

この攻撃により、ウクライナは深刻な被害を受けています。国際社会はこれに対して強く非難の声を上げています。今後の展開に注目が集まっています。

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