ロシア軍の一斉攻撃により、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を含む全土で大規模なミサイル攻撃および自爆ドローンの攻撃が行われ、最低でも23人が死亡、132人が負傷しました。ウクライナの主要メディアによると、攻撃には110発以上のミサイルと158の飛翔体が使われましたが、ウクライナ軍は87発のミサイルと27機のドローンを撃墜しました。
この攻撃は、ロシアによるウクライナへの全面的な侵攻の後、最大級の空爆とみられており、産科医院、商業施設、住宅、社会インフラなど、各地で被害が報告されています。さらに、死傷者数は増える可能性があります。
ウクライナの大統領であるゼレンスキー氏は、攻撃により亡くなった人々に哀悼の意を表明し、「テロリストには必ず報復する。ロシアは敗北しなければならない」と非難しました。また、クレバ外相も「ウクライナの爆音が世界に響いたことを願う」と述べ、国際社会の支援を呼びかけました。
ウクライナ軍のザルジニー総司令官によれば、ロシア軍は巡航ミサイルやイラン製ドローンのシャヘドを使って攻撃を行い、さらに極超音速ミサイル「キンジャル」も5発発射しました。一方、ロシア国防省は「高精度ミサイルとドローンで敵の軍事目標を破壊した」と主張しています。
この攻撃により、キーウでは地下鉄駅の被害により4人が亡くなりました。また、東部のドニエプロペトロフスク州では商業施設への着弾により6人が亡くなりました。
情報元:日本ニュース24時間
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