日本ニュース24時間はお伝えします。石川県で震度7を観測した能登半島地震から3日目となったが、停電はまだ続いています。多くの住民が避難所に避難している中、注意が必要なことがあります。大規模地震で停電が解消され、家に帰ってきた際に発生する「通電火災」に対する対策です。
大規模停電の現状
電力会社によると、現在、石川県では約3万2800戸が停電状態です。避難所に避難した人々が多く、自宅が倒壊や焼失していない場合、インフラの回復に伴い、帰宅する人々も増えていくでしょう。
通電火災の危険性
過去の大規模地震での経験から、通電火災の危険性が確認されています。通電火災は、停電が解消されその後に再び電力が通った際に、破損した配線などが原因で発生する火災です。主な原因は、ヒーターなどが可燃物に触れて発火するケースや、損傷した配線から漏れたガスに引火して爆発するケースです。
帰宅時の注意事項
避難時にブレーカーを落とし、電源プラグを抜くなどの対応を取っていた場合、通電火災の発生リスクは低くなります。しかし、今回の能登半島地震は最大震度7を観測し、津波警報も発令されたため、着の身着のまま避難した人々も多いと考えられます。
こうした状況で避難所から自宅に戻った際には、以下の注意点を確認しましょう。
①電化製品や配線の破損の確認
自宅に戻ったら、まず電化製品や配線に破損がないかを確認しましょう。特に、可燃物の近くにある場合は注意が必要です。
②ブレーカーを上げてからの確認
ブレーカーを上げた後には、しばらくは電化製品に異常が起きないかを確認しましょう。煙や臭いなどの異常がある場合は、直ちに電源を落とし、専門家に相談してください。
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記事出典元: Yahooニュース