ピンク・レディーのメンバーである未唯mie（65）が、12月30日に放送されたフジテレビの番組「超しらべてみたら」にVTR出演し、自身の年金額を明かしました。
1976年にピンク・レディーとしてデビューし、9曲連続オリコンチャート1位の偉業を達成するなど、ミリオンセラーを連発していた未唯mie。当時は寝る間もないほどの忙しさの中、給料は最初の1年間は月給5万円ずつで、その後30万円、150万円、最後の数カ月で350万円になりました。
ピンク・レディーの時代は忙しさのあまり、年金について考える暇もなかったそうです。29歳で独立し、自身の事務所を開設しましたが、経営に不慣れだったため、スタッフに任せっきりにしていたところ、スタッフが高級車やマンションを購入し、結果として未唯mie自身が3億円近い借金を抱えてしまいました。しかし、ピンク・レディーの時代の信念である「頑張れば何とかできる」という思いで働き続け、わずか3年で借金を完済することができました。
2023年3月に65歳の誕生日を迎えた未唯mieは、年金を受給し始めたそうです。受給額は年間126万5000円で、1カ月に換算すると10万5000円になります。国民年金を払い続け、37歳から28年間は厚生年金も納めていた未唯mieは、「このぐらいなのね…」と少し寂しい気持ちを抱いているようです。年金を受給しながら現在も芸能活動を続けている未唯mieは、「持ち家もないので、お家賃を払って生活はちょっと厳しいかなと思う」と実感を語りました。
現在の年金制度について未唯mieは、「若い方たちが多くの高齢者を養っていかなくてはいけないこの国は大変だと思います。高齢者はある程度まとまった金額（貯蓄）が必要なのかもしれない」と語っていました。
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