NHK朝ドラ「あんぱん」少年リン、「チリンの鈴」関連説がネットで急浮上 岩男との関係、悲劇の伏線か?

NHK連続テレビ小説「あんぱん」の放送が続き、17日の回では嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)が手掛けた紙芝居が登場しました。「双子の島」と題された物語は、地元の少年リンにも大好評。「あんぱん」に登場する少年リンと、やなせたかし氏の代表作「チリンの鈴」の主人公チリンとの関連性がネット上で大きな話題を呼んでいます。

朝ドラ「あんぱん」紙芝居シーンと少年リン

17日の放送では、嵩と健ちゃんが、地元の人々に日本兵の意義を伝えるために紙芝居「双子の島」を披露。感動的な物語であるはずが、通訳の意図的な誤訳により爆笑を誘う結果となりました。少年リンは「オモシロカッタ」と喜び、嵩も感謝を述べました。岩男(濱尾ノリタカ)は、リンに自身がまだ会えぬ息子を重ね合わせ、心を温めている様子が描かれています。

NHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演する北村匠海。作中でリンやチリンの鈴との関連が話題に。NHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演する北村匠海。作中でリンやチリンの鈴との関連が話題に。

リンと「チリンの鈴」チリンの関連説浮上

この少年リンについて、やなせたかし氏の絵本・アニメ「チリンの鈴」の主人公チリンとの関連がネット上で注目されています。「チリンの鈴」は、母をオオカミのウォーに殺された子羊チリンが復讐のためウォーに弟子入りし、過酷な修行の末に自身も恐ろしい獣となる悲劇的な物語です。NHKが16日にEテレで25日にアニメ再放送を発表したことも、この説に拍車をかけています。

ネット騒然「岩男はウォーか」悲劇を予想

ネット上では、「リンはチリンでは?」「岩男がもしやウォー?」「まさかこの温かい交流が悲劇の伏線か」といった声が多数上がり、「チリンの鈴」の物語を知る人々を中心に、今後の「あんぱん」の展開への懸念や様々な考察が広がっています。特に岩男(Iwao)とオオカミのウォー(War)という音の類似性に着目する意見も見られます。

考察される今後の物語の行方

NHK朝ドラ「あんぱん」での少年リンの登場と、時を同じくしたアニメ「チリンの鈴」の再放送発表が、視聴者の間で大きな波紋を広げています。岩男とリンの温かい交流が描かれる一方で、「チリンの鈴」の悲劇的な物語を知る人々は、今後の「あんぱん」の展開に不穏な可能性を感じ取っており、物語がどのように進むのか注目が集まっています。

【参照元】
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a3bff97656dc4f4b3609c3dd2a4158ef52fff67