パン20万個を即時供給!被災地に「リアルアンパンマン」現る

災害が起こった際、食料の供給は最も重要な課題ですが、日本の大手パン業者である日本パン工業会がその取り組みが注目されています。国の要請を受け、地震発生翌日から自衛隊によってパンが被災地に輸送されました。この光景がSNSで拡散され、多くの人々から「迅速な行動」「本当に頭が下がる」といった感謝の声が寄せられました。

被災地にパン20万個を届ける

日本パン工業会によると、国の要請を受けた同会は山崎製パンをはじめ、敷島製パン、フジパンなどの各社から約20万個の菓子パンや総菜パンなどが石川県に届けられました。

自衛隊員がパンを運搬

石川県の公式アカウント「もっといしかわ」では、山崎製パンから届けられたパンを自衛隊員が運搬する様子が動画で投稿されました。また、自民党の佐藤正久参院議員もSNSで今回の動画を添付して投稿し、「ヤマザキパンさん、いつも災害時にご支援ありがとうございます。避難所等に届けます」と感謝の言葉を伝えました。

大規模災害時の緊急食糧支援

山崎製パンによると、同社は1月2日から5日までに約8万7700個のパンを現地に輸送しました。彼らは東日本大震災でも即座に被災地への供給を行い、約1500万個のパンを届けました。山崎製パンは公式サイトで「被災地への緊急食糧の供給を行うことは、食品企業としての社会的使命」と述べており、今回の能登半島地震でもその使命を果たしました。

日本パン工業会は「今後も要請があれば、引き続き対応していきたい」と述べています。

(Source: 日本ニュース24時間)