「遺憾」に疑問、「トカゲのしっぽ切り」って言葉が思わず浮かんできてしまう…と私見

泉房穂さん

昨年12年間兵庫県明石市長を務めた泉房穂さん(60)が、自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件で、同派の衆院議員・池田佳隆容疑者の逮捕について、岸田文雄首相が語った「遺憾」という言葉に疑問を投げかけました。

「遺憾」の本当の意味を考える

岸田首相は「大変遺憾なことであり、重く受け止めている。党として強い危機感を持ち、政治の信頼回復に努めなければならない」と述べました。しかし、泉さんは疑問を投げかけます。「『大変”遺憾”』というのは一体何を指しているのでしょうか?もしも裏金を受け取っていたことが『遺憾』なのであれば、金額の多寡に関わらず安倍派の90人全員に対して処分をするべきではないのでしょうか」と指摘しました。

「遺憾」とは?

広辞苑によると、「遺憾」とは「思う通りにいかず心残りなこと。残念。気の毒」という意味です。しかし、泉さんのフォロワーからは、「『逮捕が遺憾』というのでは、司法に対するクレーム」「誰もがトカゲのしっぽ切りと思い浮かんでいると思います」「おっしゃる通り!『遺憾』と言えば終わりって思ってるんかな?って思ってしまいます」「いつも同じ言い回しばかり。中身がないので、何が遺憾なのかいつも伝わらない」「裏金が世にバレたことが遺憾です」「多分何も考えてない。自分の事しか」といった声が上がりました。

このような声からもわかるように、岸田首相の発言に対しては疑問や不信感が広がっています。

これに対して、泉さんは率直な意見を述べたことで、多くの人々が共感しました。


Source: 中日スポーツ