重大児童虐待ゼロへ防止推進会議が初会合

　児童虐待の未然防止や早期発見に向けて、大阪府や市町村、大阪府警などでつくる「大阪児童虐待防止推進会議」の初会合が２７日、府庁で開かれた。関係機関の連携強化を確認し、「重大な児童虐待『ゼロ』を目指す」とする宣言を採択した。

　推進会議では、吉村洋文大阪府知事が座長、松井一郎大阪市長と永藤英機堺市長がそれぞれ副座長を務める。この日の会合では、無料通信アプリ「ＬＩＮＥ」での相談窓口の開設や、府警と児相との定期的な合同研修の実施が提案された。今年度末に２回目の会合を開き、具体策のとりまとめを協議する予定。