厚生労働省は6日、第二次大戦後に旧ソ連に抑留され、シベリア、モンゴル両地域で死亡した日本人計15人を特定し、都道府県別の出身地とともにホームページで公表した。これで抑留死亡者の特定はシベリア地域(モンゴル地域を含む)で4万321人となった。公表された15人は次の通り(漢字の字体は厚労省発表に基づく。敬称略)。
◇シベリア地域
【北海道】土岐隆彦
【青森県】岩根達雄
【秋田県】根田重藏、泉文三郎
【宮城県】杉浦三郎
【茨城県】河又東女男
【群馬県】坂田金弥、丸山八五郎
【東京都】荒川熊太郎
【長野県】柳田元三
【愛知県】平下實
【兵庫県】譲尾巧
【熊本県】中山ちず子、石田一喜
◇モンゴル地域
【岐阜県】中村賢造