菅義偉官房長官は9日の記者会見で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が法相に指名していたチョ・グク前民情首席秘書官前民情首席秘書官を正式に任命したことについて「他国の内政や人事について政府としてコメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。
菅氏は、チョ氏の任命による日韓関係への影響についても「予断を持って答えることは控えたい」とした。
チョ氏をめぐっては娘の大学不正入学疑惑などが浮上。大学教授である妻が私文書偽造の罪で6日に在宅起訴されており、反対世論を押し切った事実上の任命強行とされている。