皆さん、こんにちは!jp24h.comの編集長です。今日は、ウクライナ紛争における最新の軍事動向について、詳しく解説していきます。ロシアによる侵攻が続く中、ウクライナ軍は西側諸国から供与された兵器を駆使して抵抗を続けています。
軍事専門誌ミリタリー・ウォッチによると、ウクライナに供与された31両のエイブラムス戦車のうち、約20両がロシア軍によって破壊されたとのことです。
ウクライナ、供与された米国製戦車の半数以上を失う中、「ドローンミサイル」を発表- 写真 1.
モスクワのテレグラムチャンネルに掲載された映像には、最新のエイブラムス戦車がロシアのクルスク地方で破壊されている様子が映し出されており、ミリタリー・ウォッチはこれがウクライナ軍がロシア領内で失った最初のエイブラムス戦車である可能性が高いと分析しています。
エイブラムス戦車、その実力と課題
エイブラムスM1戦車は、優れた防御力と攻撃力を誇ることで知られています。ウクライナ軍は、2024年2月~4月にかけての戦闘でロシア軍の攻撃に耐え抜いた後、戦車の防御力をさらに強化していたと言われています。
しかし、戦場で広く使用されている対戦車ミサイルに対しては、依然として脆弱であることが露呈しました。
ミリタリー・ウォッチによると、ウクライナ軍が保有する戦車は少なく、米国製のエイブラムスM1、ドイツ製のレオパルト2、英国製のチャレンジャー2、そして旧ソ連時代のT-80など、さまざまな機種が混在しているとのことです。
ウクライナ、独自開発の「ドローンミサイル」を発表
一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、独自開発した新型「ドローンミサイル」を発表し、世界を驚かせました。
8月24日の発表によると、この新型兵器は「パリャニツァ」と名付けられ、既存の無人航空機(UAV)よりも高速かつ強力であるとのことです。
ウクライナ、供与された米国製戦車の半数以上を失う中、「ドローンミサイル」を発表- 写真 2.
ロイター通信によると、ゼレンスキー大統領は「私たちの敵は、ウクライナの手が届く範囲を知ることになるだろう。強力で、バランスが取れており、長距離だ」と述べています。
ゼレンスキー大統領は、この新型兵器がすでにロシアへの攻撃に使用され、その有効性が証明されたと主張しています。
ウクライナの戦略産業省のアレクサンドル・カミシン次官は、「私たちは、その有効性を証明できる他の事例を熱心に待っている。最終的には、この兵器がそれを証明してくれるだろう」と述べています。
長距離兵器供与をめぐる攻防
ゼレンスキー大統領は、ロシア国内の軍事目標を攻撃するために、米国や西側諸国に対して長距離兵器の供与を強く求めています。
しかし、米国と西側諸国は、ロシアへの軍事介入をエスカレートさせる可能性を懸念し、現時点では供与を拒否しています。
まとめ|ウクライナ紛争の行方
今回の記事では、ウクライナ紛争における最新の軍事動向について、エイブラムス戦車の損失と新型「ドローンミサイル」の発表を中心に解説しました。
ウクライナ紛争は、いまだに先行きが見通せない状況が続いています。今後の動向に注目していきましょう。
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