広瀬アリス、西田敏行さんへの感謝の思いを綴る。「釣りバカ日誌」で共演、「コメディーが私の強みになったのは西田さんのおかげ」

女優の広瀬アリスさんが、10月18日に自身のXアカウントを更新。16日に亡くなった俳優の西田敏行さんへの感謝の気持ちを綴りました。

広瀬さんと西田さんは、ドラマ版「釣りバカ日誌」シリーズで共演。当時を振り返り広瀬さんは、「私がまだ捻くれていて暗黒期と呼んでいた時期に、『釣りバカ日誌』でご一緒して地面ばかり見ていた私に、『お芝居って楽しいよ、こうするとどんどん楽しくなっていくよ』と真正面から教えてくださったのが西田さんでした」と、西田さんの言葉が自身の女優人生に大きな影響を与えたことを明かしています。

広瀬アリス広瀬アリス

国民的人気シリーズである「釣りバカ日誌」は、1988年から22年にわたって22作品が公開。西田さん演じる「ハマちゃん」こと浜崎伝助と、故・三國連太郎さんの「スーさん」こと鈴木一之助の名コンビが人気を博しました。

2015年からはテレビ東京系にて連続ドラマ版「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助」がスタート。単発特番も含めシリーズ化され、濱田岳さん演じるハマちゃんの恋人・小林みち子役を、当時20歳だった広瀬さんが務めました。

広瀬さんは西田さんについて、「何か作品に出るたびに連絡くださって、『アリスちゃんは最高のコメディエンヌだね!』って9年前から変わらず、ずっと言ってくださいました」とコメント。

「言われた当初はピンと来なかったけど今となってはコメディーが私の強みでもあって、今の私があるのは西田さんの存在があったからです。私を救ってくださいました」と、西田さんの言葉が自身の支えになっていたことを明かしています。

頬をつままれる広瀬アリス頬をつままれる広瀬アリス

現在、広瀬さんはフジテレビ系ドラマ「全領域異常解決室」に出演中。コメディエンヌとしての才能を発揮できる役どころを演じています。

恩人である西田さんの訃報に際し、「突然の事で信じられないですし悲しいって言葉では表せない程落ち込んでいますが今私ができることは笑顔でお仕事を続けることです。コツコツと頑張るのみです。きっと見ててくれると思うので」と心境を吐露。

「スーさん。どんな時も優しく包み込んでくださってありがとうございました。とても感謝しています。心よりご冥福をお祈りいたします」と、感謝の気持ちと、西田さんへの思いを綴りました。