1997年に放送され、カンテレで再放送中の大人気ドラマ「踊る大捜査線」。当時を懐かしむ声が多く上がる中、今や日本を代表する俳優陣の初々しい姿に注目が集まっている。
若き日の阿部サダヲに「全然気づかなかった！」
10月17日放送の第9話「湾岸署大パニック 刑事青島危機一髪」では、織田裕二演じる主人公・青島俊作を刺してしまう犯人役に、視聴者から驚きの声が上がった。
事件の発端は、愛人の存在が露呈し、逆上した男が妻を殺害してしまうというショッキングな展開。その後、逮捕された愛人女性を襲撃しようと湾岸署に侵入した妻の兄が、誤って青島の左胸を刺してしまう、という緊迫感あふれるストーリーだ。
この犯人役を演じたのが、当時26歳の阿部サダヲ。劇団「大人計画」の看板俳優として舞台を中心に活躍していたものの、ドラマや映画への出演は少なく、お茶の間での知名度はまだ高くなかった。そのため、現在の阿部を知る視聴者にとっては、その姿に驚きを隠せないのも無理はないだろう。
27年の時を経て、名バイプレーヤーへ
それから27年。阿部は、ドラマ「マルモのおきて」「半沢直樹」「MIU404」、映画「テルマエ・ロマエ」「舞妓がレディになる」など、数々の話題作に出演。その独特の存在感と演技力で、名バイプレーヤーとしての地位を確立した。
今回の「踊る大捜査線」再放送では、そんな阿部の若き日の姿に
「青島を刺したの阿部サダヲだったのか…」「全然気づかなかった！」「若すぎて衝撃！」「この頃から存在感すごい」「さすがすぎるキャスティング」
など、多くの反響が寄せられている。
「不適切な関係」で再び共演！
さらに、阿部が主演を務めるドラマ「不適切な関係」には、「踊る大捜査線」でスリーアミーゴスの一員として人気を博した袴田役の小野武彦も出演。同作の公式インスタグラムでは、阿部と小野のツーショット写真が公開され、ファンを喜ばせている。
時を経て、再び同じ作品で共演を果たした二人の姿に、改めて「踊る大捜査線」という作品の影響力の大きさを実感する。これからも、時代を超えて愛される名作として、多くの人の記憶に残り続けるだろう。
