「アプリで指示受けた」住居侵入容疑で保育士ら2人逮捕 千葉県警


【一覧表】合同捜査本部の対象となった強盗事件

 首都圏では8月以降、「闇バイト」に応募するなどした男らによる強盗事件が相次いでおり、県警は関連を調べる。

 逮捕されたのは東京都新宿区北新宿3丁目、保育士の前田祐一郎容疑者(25)と、葛飾区西水元2丁目、会社員の河合優介容疑者(31)。

 県警によると、2人は共謀のうえ、14日午前2時10分ごろ、鎌ケ谷市の無職女性(86)宅に侵入した疑いがある。窓ガラスが割れる音を聞いた家族が侵入に気づいて声を上げると、容疑者らは逃げていったという。

 前田容疑者は14日夕に鎌ケ谷署に自首してきた。容疑を一部認め、「X(旧ツイッター)で『資金調達』と検索し、出てきた連絡先に連絡した」と供述。匿名性の高い通信アプリ「シグナル」を使うよう誘導され、免許証の写真を送らされた上で、指示を受けながら犯行に及んだ、と説明しているという。県警は河合容疑者の認否は明らかにしていない。

 首都圏では8月以降、住宅や店舗を狙った強盗が相次いでおり、警視庁と神奈川、千葉、埼玉各県警の合同捜査本部は14事件を対象に捜査しているが、今回の事件は含まれていなかった。(芹沢みなほ)

朝日新聞社



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