石破首相、選挙戦へ!鉄道オタクの夢は叶うか?自民党は単独過半数割れの危機!?

日本の未来をかけた衆議院選挙がついにスタート! 10月15日、福島県いわき市小名浜から第一声を上げたのは、他でもない石破茂首相。その表情は、緊張感と希望に満ち溢れていました。

鉄道オタク・石破首相、福島まで電車移動!?

政治部デスクによると、無類の鉄道好きとして知られる石破首相は、福島までの移動手段に頭を悩ませていたそうです。最終的には電車での移動が叶い、首相もご満悦だったとか。

10月初旬に行われた自民党の情勢調査では、厳しい数字が並んでいましたが、直近の調査では持ち直しの兆しも。選挙戦序盤、首相の表情に余裕が感じられるのは、こうした背景があるのかもしれません。

選挙のプロが断言!「自民党は単独過半数割れはほぼ確実」

しかし、予断を許さない状況であることは間違いありません。元自民党事務局長で選挙のプロである久米晃氏は、「自民党は単独過半数を割ることはほぼ間違いないでしょう」と断言します。

解散時点での自民党の議席数は、党員資格停止処分中の議員を含めると258議席。しかし、非公認で無所属 출마する議員が11人いるため、実質的には247議席からのスタートとなります。

過半数に必要な議席数は233。つまり、15人以上落選すると、単独過半数割れとなってしまうのです。

自公でギリギリ過半数?不祥事の影響は?

今回の選挙では、「政治資金パーティー収入不記載事件」に関連し、下村博文元文科相や西村康稔元経産相など、多くの議員が非公認となりました。また、松野博一前官房長官や武田良太元総務相など、公認はされたものの、比例名簿に登載されなかった議員も少なくありません。

10月頭の自民党調査では、「接戦になっている人が20人いる。その20人が全員当選となれば単独過半数を取れるかもしれない」という結果だったとの噂も。

もし、この話が本当だとすると、“当確”といえるのは213人だけということになります。公明党の現有議席数は32ですが、仮に10議席減らし20議席程度になったとすると、自公でギリギリ過半数という、非常に厳しい戦いとなるでしょう。

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石破首相は、自民・公明両党での過半数獲得を勝利の条件としています。しかし、今回の選挙は、一筋縄ではいかないことは間違いありません。果たして、石破首相は勝利の旗を揚げることができるのでしょうか?