2023年の大河ドラマ「光る君へ」、吉高由里子さん演じる紫式部と柄本佑さん演じる藤原道長の関係性が話題となりましたね。ドラマもいよいよ終盤ですが、「光る君へ」の世界観にどっぷり浸りたいあなたへ、今回は、京都から滋賀まで、紫式部の足跡を辿る聖地巡礼の旅をご案内します。
紫式部と道長の息吹を感じる、京都の聖地
まずは、物語の舞台である京都からスタート。紫式部と藤原道長のゆかりの地を巡り、二人の関係性に思いを馳せてみましょう。
京都御苑:二人の関係が垣間見える、土御門第跡と廬山寺
京都御苑内にある藤原道長の邸宅跡「土御門第跡」と、紫式部の邸宅跡とされる「廬山寺」。実はこの二つの場所は歩いてすぐの距離にあります。道長と紫式部がこんなにも近くに暮らしていたのかと、感慨深い気持ちになることでしょう。
紫式部の面影を探す、静寂に包まれた墓所
廬山寺から少し足を延ばせば、紫式部の墓所とされる場所へ。タクシーも便利ですが、天気の良い日には、ゆっくりと40分ほどかけて散策してみるのもおすすめです。歴史の面影を感じながら歩く道は、きっと特別な思い出となるでしょう。
平等院:道長の栄華を今に伝える、鳳凰堂の美しさ
「源氏物語」とゆかりのある場所といえば、宇治にある平等院も外せません。道長の権力の象徴である鳳凰堂は、その美しさで訪れる人々を魅了します。2024年秋のJR東海のCM「そうだ京都、行こう。」でも、宇治が舞台となり、道長役の柄本佑さんのナレーションが流れましたね。
大河ドラマ館がある滋賀へ!
京都を満喫したら、次は「光る君へ」大河ドラマ館のある滋賀県大津市へ。「光る君へ」の舞台となった地を巡り、ドラマの世界をより深く体感しましょう。
石山寺:道長と紫式部が共に過ごした、歴史を感じる寺院
大津市にある石山寺は、道長と紫式部が共に参詣したと伝えられる由緒ある寺院です。境内には、源氏物語にまつわる多くの史跡が残されており、当時の様子を偲ぶことができます。
大河ドラマ館:ドラマの世界観を満喫できる空間
大河ドラマ館では、ドラマの衣装や小道具の展示、撮影風景のパネル展示など、「光る君へ」の世界観を存分に楽しむことができます。
聖地巡礼で「光る君へ」の世界をもっと深く
今回は、「光る君へ」の聖地を巡る旅をご紹介しました。ドラマで描かれた物語を思い浮かべながら、ぜひ実際に足を運んでみてください。きっと、より深く「光る君へ」の世界を感じることができるでしょう。