「ボールといえば、ガンダムシリーズ屈指のやられメカ」 そう思っているあなたは要注意!今回ご紹介するのは、ガンプラモデラー・ヨーダ氏が手掛けた、驚愕のカスタムボール。 その名も「指揮官専用/最強ボール」。 アニメ映画『楽園追放』に登場するアーハンから着想を得たというその機体は、まさに「最強」の名にふさわしい風格を備えています。 1万7000いいねを獲得した話題作の秘密に迫ります。
か弱さゆえの魅力? ボールへのイメージを覆す「最強」への挑戦
ヨーダ氏に「ボール」というモビルスーツへの印象を伺ったところ、「やはり“やられメカ”というイメージが強い」とのこと。 しかし、その弱さゆえのインパクト、一度見たら忘れられない存在感がボールの魅力だと語ります。
「ボールが作りたい」というより「マジックハンドをカスタムに使いたい!」という気持ちからプラモデルを手に取ったというヨーダ氏。 そんな彼が「最強ボール」を制作するに至ったきっかけとは?
「アニメ映画『楽園追放』を観ていた時に、登場機体のアーハンが球型に変形するシーンを見て、『もしRB-79ボールだったら…』と興味を持ったのがきっかけです。 7月9日の「#ボールの日」に合わせたかったというのもありますね(笑)」
可愛さの中に潜む強さ! 指揮官機としての風格を漂わせるカスタムボール
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ヨーダ氏が目指したのは、”かわいい”だけじゃないボール。 「一体くらい強そうなボールがいても面白いのでは?」 その言葉通り、完成したカスタムボールは、指揮官機としての風格を漂わせています。
「連邦軍のやられメカというイメージの強いボールですが、その中に指揮官機のような機体がいても面白いと思いました」
細部に宿るこだわり! ボール形態でもわかる「只者ではない感」
制作にあたって特にこだわったポイントは、「ボール形態でも腕を露出させることで、可愛らしさを残しつつも”只者ではない感”を出す」という点。
反対に、苦労した点は「ボールのコクピットハッチを埋め込むために、アーハン側を加工しなければならなかった」ことだそう。
「油断して近付いたらダメなやつ」 反響の大きさから感じる、ファンの期待値
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1万7000を超えるいいねを獲得したカスタムボール。 寄せられたコメントの中には、「ボールだと思って油断して近付いたらダメなやつだw」といった声も。
「自分がイメージしたコンセプトが伝わって嬉しいです。 多くの反響をいただけたのも、この意外性があったからこそだと思います」
次なる挑戦は? ガンダム界に新たな風を巻き起こす、ヨーダ氏の創作活動に注目!
今回の反響を受け、ヨーダ氏は「グラブロとビグ・ザムにも挑戦してみたい」と意欲を見せます。
「技術的にはまだまだなので、小さなことからコツコツと積み重ねていきたい。 将来的には、一年戦争に登場する機体を使って、“もしも”の世界線を描いた展示会なども開催できたらと考えています」
ガンダム界に新たな風を巻き起こす、ヨーダ氏の今後の活躍に期待が高まります!