木村拓哉さん、西田敏行さんへの追悼の意をラジオで語る。「虹の橋を渡った向こう側ではきっと…」

先日17日に76歳で逝去された俳優の西田敏行さん。多くの映画やドラマで活躍し、お茶の間の人気を博した名優の訃報に、日本中が悲しみに包まれました。

木村拓哉さんも、27日放送のTOKYO FM「木村拓哉 FLOW」で西田さんを悼む言葉を述べました。

西田敏行さんとの共演を振り返り、木村拓哉さん「訃報を耳にした時は、非常に落ちてしまいました」

木村さんと西田さんは、テレビ朝日系ドラマ「アイムホーム」などで共演。木村さんは西田さんの訃報に「非常に落ちてしまいました」と心境を吐露。

「76歳というお年だったらしいんですけど…」としながらも、受け止めきれない悲しみをにじませました。

子どもの頃から憧れの存在だった西田敏行さん

木村さんは、子どもの頃に見ていたドラマ「西遊記」など、西田さんの出演作に多く触れてきたと言います。

「知らないうちに、好きな方になっていましたね」と、憧れの存在であったことを明かしました。

初共演は1998年の時代劇。西田さんの人柄に触れ、木村拓哉さん「本当にすてきな先輩が、現場でこうやって俺に接してくれたな」

木村さんと西田さんの初共演は、1998年放送のTBS系時代劇「織田信長 天下を取ったバカ」。

木村さんが演じる織田信長の義父・斎藤道三役を西田さんが演じました。

初対面の際のエピソードとして、木村さんは「『よろしくお願いします』と挨拶したら、『ああ~、こんちは、こんちは、こんちは』と言ってくれた」と回想。

西田さんの温かい人柄が伝わってくるエピソードです。

木村拓哉さん、西田敏行さんへの追悼の意をラジオで語る。「虹の橋を渡った向こう側ではきっと…」

「常に笑ってくれていた。本当」西田さんの笑顔を忘れずに、木村拓哉さん「いろんな作品に向き合っていきたい」

木村さんは「常に笑ってくれていた。本当」と、西田さんの笑顔を偲びました。

「今は、ああいう素敵な現場の過ごし方を、自分には真似できない」としながらも、「本当に素敵な先輩が、現場でこうやって俺に接してくれたな、というのを忘れずに、いろんな作品に向き合っていきたい」と、西田さんの姿を胸に、これからも俳優業に邁進していくことを誓いました。

「虹の橋を渡った向こう側ではきっと…」木村拓哉さん、西田敏行さんの冥福を祈る

「本当にたくさんの笑顔をありがとうございました。本当に素敵な作品をありがとうございました」と感謝の言葉を述べた木村さん。

「虹の橋を渡った向こう側ではきっと、好きな音楽を聞きながら、大好きなお酒だったりとか、楽しんでいただきたいなと思いますね」と、西田さんの冥福を祈りました。