【菊地亜美さん】2度の流産乗り越え第2子妊娠を報告。「私だけじゃない」経験談に反響

人気タレントの菊地亜美さん(34歳)が、自身のYouTubeチャンネル「あみちゃんねる」で、10月15日に発表した第2子妊娠について、これまでの道のりを赤裸々に語りました。2度の流産を経験し、喜びと不安が入り混じる日々を送ってきたことを明かしています。

初めての妊娠、そして流産…「号泣して止まらなかった」

菊地さんは2018年2月に一般男性と結婚。20年には第一子となる女児を出産していますが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。

最初の妊娠は2019年7月。喜びも束の間、初期の段階で稽留流産と診断されてしまいます。病院で告げられた瞬間、「号泣して止まらなくて、別室に連れていかれた」と当時の心境を吐露。仕事があっても「このメンタルで30分後の打ち合わせに行けない」と、初めて仕事よりも自分の心を優先したといいます。

菊地亜美さん菊地亜美さん

流産後も前向きに妊活、そして再びの悲劇

深い悲しみに暮れながらも、菊地さんは前向きに乗り越えようと決意します。手術後3ヶ月が経ち、「妊活再開してもいいですよ」と医師からゴーサインが出ると、すぐに妊活を再開。その甲斐あってか、12月には再び妊娠が判明します。

しかし、2人目を希望し妊活を再開した昨年8月、再び悲劇が訪れます。心拍確認前に不全流産となってしまったのです。

「私だけじゃない」流産経験を告白、同じ境遇の人へ寄り添う言葉

これまで流産の経験を公表することには、大きな抵抗があったという菊地さん。「流産したってことを言うだけで、もう涙が出ちゃってて言えなかった」と、当時の苦しい胸の内を明かしています。

しかし、今回の妊娠発表後、心無い言葉を投げかける人もいたと言います。そこで、「私だけじゃなくて、芸能人の人もそれぞれ全部が全部言ってるわけではない。(中略)言ってない人もいるんだな、そういう人もいるって思ってほしいなと思って」と、自身の経験を公表する決意をしたそうです。

不安を抱えながらも、我が子との未来へ

現在、安定期に入っているという菊地さん。それでも「名ばかりと思っている。お腹の子元気かな、大丈夫かなという不安もある」と、正直な気持ちを吐露しています。

喜びと不安が入り混じる妊娠生活ですが、「人の幸せは、私もおめでとうっていう気持ちで祝いたいし、そういう気持ちを持って接したいなと思った」と、周りの人の妊娠報告にも心から祝福したいという思いを語っています。

2度の流産という辛い経験を乗り越え、新たな命を授かった菊地さん。彼女の経験談は、同じように流産を経験し、苦しんでいる人たちの心に寄り添うメッセージとなっています。