衆院選が27日、投開票され、東京24区に無所属で立候補した萩生田光一・元自民党政調会長(61)が当選確実となった。接戦だった立憲民主党の元参院議員・有田芳生氏(72)を振り切った。
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X(旧ツイッター)では「萩生田当選」「萩生田さん」がトレンド入り。東京24区の八王子市民への投稿も相次ぎ「八王子市民」もトレンド入りした。「あぁ萩生田さん当確出てしまった。。。八王子市民として恥ずかしい。野党もう少し候補者を絞ってくれたら票分かれしなかっただろうに」「萩生田当選かあ。まああの選挙区は野党がパッとしないし仕方ないか」「うわ、萩生田当選してるやん、八王子闇深い。。。」などの意見もあった。
萩生田氏は、所属した旧安倍派(清和政策研究会)の裏金事件を受けて非公認となった。同派の実力者グループ「5人衆」の1人で、政治資金収支報告書に2728万円の不記載が発覚。この額は3番目の多さで、今年4月に「役職停止1年」の処分を受けた。衆院政治倫理審査会にも出席しておらず今回、非公認となった。その上、党本部が公認されなかった前職候補に活動費として2000万円を振り込んだ問題が発覚し、さらなる逆風となり、7度目の衆院選は厳しい選挙戦を強いられていた。