俳優の石田純一さん(70)が、千葉・船橋市で焼肉店「炭火焼肉ジュンチャン」を経営し、生活のために奮闘している様子が話題となっています。
深夜まで働く日々…石田純一さんが船橋を選んだ理由とは?
石田さんは現在、東京の自宅から船橋の焼肉店まで電車で通い、夜遅くまで働く日々を送っています。なんと、お店の営業が終わるのが夜10時半、そこから電車に揺られて自宅に着くのは深夜1時過ぎ!
なぜ、わざわざ自宅から離れた船橋でお店を始めたのでしょうか?
その理由を、石田さんは「船橋には安くて美味しいお店が多いから」と語っています。
「1000円でベロベロになれるような、すごく安くて美味しいお店が多いんです。夕方からみんな飲んで酔っ払っているところがいいなって。僕も来ていたし、そういうところを最初から狙っていた」
と、船橋の街の雰囲気に惹かれたことを明かしています。
石田純一さんのお店「炭火焼肉ジュンチャン」
「食べるために…」石田純一さん、過去の栄光と現在の現実
お店ではホール業務を担当し、自らお客様をもてなしているという石田さん。芸能人であることを感じさせないその姿に、多くの人が驚いています。
かつては、ドラマ『抱きしめたい!』でブレイクし、年収3億円を稼いだこともあるという石田さん。しかし、コロナ禍での行動がきっかけで仕事が激減。収入は10分の1にまで減ってしまったそうです。
「CMは9本あったのが1本になり、テレビのレギュラーは3つすべて無くなりました。何が悪いかは想像でしかないけど、コロナ禍で出歩いたとか、その対応が悪かったとか、そういうのは言われても仕方ない」
と当時の状況を振り返っています。
家族のために…石田純一さん、70歳で新たな挑戦!
収入が激減し、ゴルフの会員権や車、家を手放すなど、苦しい時期もあったという石田さん。それでも、家族のために前を向いて進んでいます。
「もうここだから言うけど、食うために焼肉店を始めてます。『“いらっしゃいませ”って言えるかな?』ってちょっと考えたこともあるけど、もうプライドを捨てるしかない。食べるために、子どもたちを養うために、お店をやっているわけだから」
と、力強く語っています。
70歳という年齢で、新たな挑戦を続ける石田さんの姿は、多くの人に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。