「公務員40人分の予約」無断キャンセルされた韓国焼き肉店…なんとも後味の悪い役所の事後対応


焼き肉店の経営者は9月8日、旌善郡庁の外注業者から「他の客と混ざらないよう40人が会食できるスペースがあるか」と尋ねた。経営者と業者は料理について細かいやり取りをした後、「予約する。具体的なメニューは後で決める」ということで折り合った。業者側は「予約する」と繰り返したという。

ところが予約当日――。アルバイトを早く出勤させて準備をさせ、セッティングも済ませた後、経営者は予約30~40分前に確認の電話をかけた。すると、業者は「予約していたんですか? 思い出せないので、本当にごめんなさい」と言ったという。

経営者が通話の録音記録を示し、食材の準備や人員確保に要した費用を返してほしいと求めると、業者は「私たちがどうすることもできない」といい、しまいには「我々は外注業者なので、どうしようもない」と、郡庁に責任を転嫁した。

郡庁側は謝罪しつつも「業者が予約をしなかったのではなく、予約をキャンセルするのを忘れたようだ」と外注業者をかばった。

経営者は役所の不誠実な対応に憤りを隠さず「予約が守られなければ社会的に問題提起する」と発言した。

最終的に役所側が一部賠償を提案したが、金額が折り合わず、合意に至っていない。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

KOREA WAVE



Source link