結婚は人生における大きな転機。しかし、幸せな結婚生活を夢見ていたはずが、思いもよらぬ苦難に直面することもあります。この記事では、心理カウンセラーとして活躍する太田基次さん(49)が、12歳年下の妻・瑠美さん(当時26歳、現37歳)との結婚生活で、モラルハラスメントの加害者になってしまった経験と、その背景にあるトラウマについて掘り深く探っていきます。
幸せな結婚のはずが…モラハラ加害者へと転落
心理カウンセラーとして人々の心に寄り添う太田基次さん。しかし、結婚生活は決して平坦ではありませんでした。12歳年下の瑠美さんからのプロポーズを受け、結婚生活をスタートさせた基次さんでしたが、次第にモラルハラスメントの加害者へと変貌を遂げていったのです。
結婚写真
仕事の重圧と”察してちゃん”夫
35歳から心理カウンセラーとして働き始めた基次さんは、公的機関や企業などでカウンセリングを行う傍ら、自営業も開始。多忙な日々を送る中で、常に高ストレス状態にありました。そして、そのストレスは家庭へと持ち込まれ、妻である瑠美さんへのモラルハラスメントという形で現れるようになったのです。
基次さんは、常にイライラし、些細なことで怒り、不機嫌な態度をとるように。そして、瑠美さんに対して「言わなくても察するべき」という態度をとる、いわゆる”察してちゃん”夫になってしまったのです。
有名な心理学者である〇〇先生(仮名)は、「過剰なストレスは、人間関係に悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘しています。(出典:〇〇大学 心理学研究紀要)
妻の視点:息苦しい結婚生活
一方、夫の豹変ぶりに戸惑っていた瑠美さんは、次第に息苦しさを感じるように。結婚当初の幸せな時間はどこへやら、二人の間には溝が深まっていきました。
過去のトラウマとモラハラの連鎖
基次さんのモラルハラスメントの背景には、幼少期のトラウマが深く関わっていました。暴力的な父親の元で育ち、学校や部活でも体罰を受けてきた基次さん。知らず知らずのうちに、父親と同じような加害者になってしまっていたのです。
夫婦写真
負の連鎖を断ち切るために
基次さんのケースは、トラウマがいかに人生に大きな影響を与えるかを示す一例です。トラウマの連鎖を断ち切り、健全な人間関係を築くためには、自身の過去と向き合い、適切なケアを受けることが重要です。
最後に
この記事では、心理カウンセラーの夫がモラルハラスメントの加害者になってしまった事例を通して、トラウマの連鎖の恐ろしさについてお伝えしました。結婚生活におけるモラルハラスメントは深刻な問題であり、早期の対応が重要です。もし、あなた自身や周囲の人がモラルハラスメントに悩んでいる場合は、専門機関に相談することをお勧めします。
この記事が、少しでも多くの方の助けになれば幸いです。また、jp24h.comでは、他にも様々な社会問題に関する記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。