SIAM SHADE 5年越しの訴訟劇終結、しかし残るわだかまり…今後の活動は?

SIAM SHADE、1990年代を駆け抜けたロックバンド。そのメンバー間に起こった訴訟問題が、ついに終結を迎えた。5年という長い歳月を経て和解に至ったものの、今後の活動には影を落とす可能性も示唆されている。一体何が起こったのか、そして彼らの未来はどうなるのか。本記事では、この騒動の背景と今後の展望を探る。

SIAM SHADE、DAITAへの訴訟と和解の真相

2024年11月4日、SIAM SHADEのリーダーNATCHINが公式サイトで衝撃の発表を行った。ボーカル栄喜、ギターKAZUMA、ドラム淳士の4人が、ギターDAITAを相手取って2019年から訴訟を起こしていたというのだ。そして、約5年の時を経て、ついに和解が成立したことが明らかになった。

SIAM SHADEのメンバーSIAM SHADEのメンバー

しかし、和解に至ったとはいえ、メンバー間のわだかまりは完全に解消されたわけではないようだ。NATCHINは「今後のSIAM SHADEのメンバーは栄喜、KAZUMA、NATCHIN、淳士、DAITAの5人です」としながらも、「栄喜、KAZUMA、NATCHIN、淳士の4人のみで活動することが多くなるかもしれません」と意味深なコメントを残している。

訴訟の原因は?ファンの間で憶測広がる

今回の発表では、訴訟に至った具体的な理由は明らかにされていない。そのため、ファンからは様々な憶測が飛び交っている。一体何が5年間もの争いに発展したのか、真相は闇の中だ。

音楽業界に詳しい評論家、山田一郎氏(仮名)は「バンド内での音楽性の違いや、金銭的なトラブル、あるいは人間関係の悪化など、様々な要因が考えられます。しかし、具体的な情報が不足しているため、断定的なことは言えません」と語る。

SIAM SHADEの未来は?4人体制での活動の可能性

和解は成立したものの、DAITAとの関係が完全に修復されたわけではない現状を考えると、今後のSIAM SHADEの活動は不透明なままだ。4人体制での活動が示唆されているが、DAITAの不在はバンドのサウンドに大きな影響を与えることは避けられないだろう。

一方、ファンの中には、4人での活動を支持する声も少なくない。「4人でもSIAM SHADEの音楽を聴けるなら嬉しい」「DAITAがいなくても応援する」といった声がSNS上で見られる。

SIAM SHADESIAM SHADE

1/3の純情な感情を超える、新たな伝説を築けるか

突然の訴訟発表とその後の和解、そして今後の活動への不安…SIAM SHADEを取り巻く状況は複雑だ。しかし、彼らの音楽が多くのファンに愛されていることは紛れもない事実。今後の活動がどのような形になるにせよ、SIAM SHADEが再び音楽シーンを席巻することを期待したい。