フジテレビ系バラエティ番組「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」のロケ中に、お笑いコンビ・タイムマシーン3号の山本浩司さんが肋骨を骨折するという事故が発生しました。番組公式HPは11月6日に謝罪文を掲載し、今後の安全対策徹底を誓う一方で、番組継続の姿勢を見せています。この事故を受け、SNS上ではフジテレビの安全管理体制に疑問の声が噴出しています。
ドッキリ企画で予期せぬ事故発生
今回の事故は、11月5日に収録された「秒でげろっくまくん」というドッキリ企画中に発生しました。ぬいぐるみから噴出する液体を避けようとした山本さんが転倒し、肋骨を骨折したとのことです。同日出演予定だったラジオ番組を体調不良で欠席していた山本さん。番組HPでは「1日も早い回復をお祈りすると共に、怪我の治療等に関しては誠意を持って対応してまいります」と謝罪しています。
山本浩司さん骨折事故のニュース記事
繰り返されるフジテレビの事故と批判の声
過去にも、フジテレビのバラエティ番組ロケでは、俳優の武田真治さんが骨折する事故が発生しています。今回も同様の謝罪文が掲載されていますが、視聴者からは「またフジテレビか」「昭和のノリ」「いじめみたい」といった批判の声が相次いでいます。特に、最近では新人アナウンサーへの“いじり”動画が炎上したばかりで、フジテレビの体質に対する厳しい目が向けられています。
安全対策の徹底と時代の変化への対応
芸能記者によると、通常、体を張るロケでは技術スタッフを中心に安全確認が行われるものの、今回は山本さんの転び方が悪かった可能性も指摘されています。一方で、一部視聴者は過激なドッキリ企画自体に疑問を抱いており、フジテレビをはじめとするテレビ局には、時代の変化に合わせた番組制作が求められています。
ドッキリGPのロゴ
視聴者の反応と今後の課題
SNS上では、「笑えない」「危険しかない仕掛け」といった批判的なコメントが多数寄せられています。中には、過去の事故や新人アナウンサーへの“いじり”問題と結びつけ、フジテレビの企業体質を問題視する声も上がっています。今回の事故は、単なる不運ではなく、テレビ業界全体の安全意識やコンプライアンスに対する意識改革を促す契機となるかもしれません。
今回の事故を教訓に、フジテレビをはじめとするテレビ局は、出演者の安全を最優先に考えた番組作りに取り組む必要があるでしょう。視聴者の信頼を取り戻すためにも、時代感覚に合わせた企画内容の見直しや、安全対策の徹底が急務となっています。