お笑いコンビ「千鳥」の大悟さんが、芸人として経験した中で「この世で一番地獄」だと感じた仕事について赤裸々に語りました。フジテレビの番組「酒のツマミになる話」での出来事です。一体どんな仕事だったのでしょうか?
ファッションショーの舞台裏は戦慄の空間!?
番組内で「ファッションモデルの打ち上げがない理由」という話題になった際、大悟さんはアンタッチャブルの柴田英嗣さんに「ランウェイ歩いたことある?」と質問。柴田さんが「ない」と答えると、大悟さんは自身の経験を語り始めました。
「芸人であのランウェイ歩くの、ホンマにこの世で一番地獄みたい…」
プロのモデルたちが集まるファッションショーに、芸人として出演することは想像を絶する苦痛だったようです。
無名時代の恐怖:冷たい視線と沈黙のプレッシャー
大悟さんは当時を振り返り、「ウケないし…」とポツリ。さらに追い打ちをかけるように、「しかも、知名度上がってきてからならまだいいけど、そんなに知名度ないころ。まだ、あそこを歩いたらお客さんは“ワー”ってしてくれる。その歩く前の(ステージの)袖。ワシより背の高いモデルの女の子たちに“何こいつら?”みたいな顔でずっと見られながら、誰もしゃべってくれん。結構ツラい」と語りました。
千鳥の大悟
まだ無名だった頃の千鳥の大悟。ランウェイを歩く前の緊張感と、モデルたちからの冷たい視線は、彼にとって大きなプレッシャーだったのでしょう。華やかなステージの裏側には、こんな苦い経験が隠されていたとは驚きです。
笑いの舞台とは違う緊張感
お笑い芸人にとって、観客の笑いを誘うことは本業であり、喜びでもあります。しかし、ファッションショーという異質な空間では、その持ち味は発揮できず、むしろ場違いな存在として扱われてしまう。大悟さんの言葉からは、そんなもどかしさと孤独感がひしひしと伝わってきます。
人気芸人になっても忘れられない記憶
今や人気芸人として活躍する大悟さんですが、この経験は今でも鮮明に覚えているようです。笑いを取ることに慣れている芸人にとって、無反応の冷たい視線は、想像以上に辛いものだったのではないでしょうか。
大悟さんの告白は、私たちに芸能界の厳しい現実を垣間見せてくれます。華やかな世界の裏側には、様々な苦労や葛藤があることを改めて感じさせられます。そして、どんな状況でも前向きに努力を続ける大悟さんの姿は、多くの人々に勇気を与えてくれるでしょう。