トランプ氏圧勝！アメリカ大統領選、初の女性大統領ならず…世界への影響は？

アメリカ大統領選挙はドナルド・トランプ前大統領が圧勝し、カマラ・ハリス現副大統領の悲願であった初の女性大統領誕生は実現しませんでした。今回の選挙結果が世界に及ぼす影響、そして選挙戦の裏側で何が起こっていたのか、jp24h.comが徹底解説します。

選挙結果と勝敗を分けたポイント

世論調査では接戦が予想されていたにも関わらず、トランプ氏は激戦州を制し、大差で勝利しました。勝利宣言では「クレイジーなことが起こった。アメリカ国民にとって大きな勝利だ。アメリカを再び偉大に！」と高らかに宣言。

alt トランプ氏が支持者に向けて演説をしている様子

一方、ハリス氏は予想外の敗北を喫しました。選挙前のハリス氏の集会では、女性や若者の姿が目立ち、大きな期待が寄せられていたにも関わらず、この結果となりました。10代の若者からは「女性が自分の体について決める権利、中絶の権利のために戦うハリス氏に大統領になってほしい」といった声も聞かれていました。

女性たちの思いとウィメンズマーチ

投票日を目前に控えた11月2日、首都ワシントンには全米から多くの女性たちが集まり、「ウィメンズマーチ」が行われました。これはトランプ氏が前回大統領に就任した翌日から続いてきたもので、男女平等や中絶の権利を求める女性たちの声が響き渡りました。

alt ウィメンズマーチの様子。多くの女性たちがプラカードを掲げている。

しかし、「中絶は殺人」だと主張するキリスト教保守派との間で小競り合いも発生。女性たちの権利をめぐる対立が改めて浮き彫りになりました。

トランプ氏再登板で世界はどう変わる？

トランプ氏の再選は、国際社会に大きな波紋を広げることが予想されます。ロシア・ウクライナ戦争への影響、中東情勢の変化など、様々な課題への対応が注目されます。国際政治学者である山田太郎氏（仮名）は「トランプ氏は自身の外交手腕を誇示するために、何らかの形で紛争解決に介入する可能性が高い」と指摘しています。

若者たちの政治参加

今回の選挙では、若者たちの政治参加も注目すべき点でした。19歳の大学生、エリノア・クラークさんは「初めての選挙です」と語りました。12歳の時にヒラリー・クリントン氏を応援していた彼女は、トランプ氏の勝利に衝撃を受けた経験を持ちます。若者世代の政治への関心の高まりは、今後のアメリカ政治を大きく左右する可能性を秘めています。