東北地方、週末は晴天も週明けは荒天に警戒!平地で初雪の可能性も

東北地方の天気は、週末にかけて晴天が続くものの、週明けは一転して荒れた天気になる見込みです。17日(日)を境に強い寒気が流れ込み、18日(月)と19日(火)は北部の平地でも雪が降る可能性があります。急激な気温変化や荒天への備えが必要です。

週末は晴天、洗濯日和に

東北地方の天気予報図。晴れマークが目立つ東北地方の天気予報図。晴れマークが目立つ

13日(水)と14日(木)は、東北地方の広い範囲で晴天となるでしょう。絶好の洗濯日和となりそうです。15日(金)は気圧の谷の影響で一時的に雨が降る可能性がありますが、大きな崩れはありません。16日(土)も引き続き晴れる地域が多く、週末のお出かけにも最適な天気となりそうです。

17日(日)を境に急変!荒天、そして初雪の可能性

東北地方の天気予報図。雨や雪のマークが表示されている東北地方の天気予報図。雨や雪のマークが表示されている

17日(日)は前線の通過に伴い、東北北部を中心に雨が降り出す見込みです。この雨を境に、上空に強い寒気が流れ込み始めます。気象予報士の山田氏(仮名)は、「17日(日)の雨を境に、冬型の気圧配置が強まり、東北地方の上空1500m付近には-6℃以下の寒気が流れ込むでしょう。これは平地で雪となる目安の気温です。」と解説しています。

18日(月)は冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に雨や雪となるでしょう。風も強まり、荒れた天気となる恐れがあります。視界不良や路面の凍結による交通障害に注意が必要です。19日(火)も日本海側では雪が降りやすく、ふぶく可能性もあります。車の運転はもちろん、外出の際は十分な注意が必要です。

気温変化に注意!本格的な冬の到来

東北地方の気温推移を示すグラフ東北地方の気温推移を示すグラフ

17日(日)までは気温が高めで推移しますが、18日(月)以降は急激に冷え込む見込みです。特に北部では本格的な冬の寒さが到来しそうです。急激な気温変化は体調を崩しやすいため、服装でしっかり調節するなど、健康管理に気をつけましょう。

小雪(しょうせつ)も平地では雪 unlikely

20日(水)から23日(土)は、周期的に天気が変化し、雨の降る日が多いでしょう。寒気は弱まるため、降水は主に雨となる見込みです。24日(日)と25日(月)は天気が回復し、晴れる所が多くなるでしょう。

22日(金)は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。暦の上では、朝晩の冷え込みが厳しくなり、小雪がちらつき始める頃とされています。しかし、今年は平年よりも気温が高めで推移する予想のため、平地で雪が積もる可能性は低いでしょう。本格的な冬の到来はまだ先のようです。