「世界の果てまでイッテQ！」(日本テレビ系)の11月17日放送回は、出川哲朗の「出川はじめてのおつかい」と若手発掘企画「U-29 おためしプロジェクト」の二本立て。出川哲朗のおつかいは安定の面白さを見せた一方で、新人企画には厳しい声が上がっている。
番組では、高齢化が進むレギュラーメンバーの穴を埋めるべく、今春からオーディションを開催。800人の応募者から7人に絞り込まれ、関連番組でのテスト出演を経て、今回ついに本編デビューを果たした。
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新人二人の挑戦と視聴者の反応
今回出演したのは、足腰げんき教室のうちだすぺしゃるはーたみん（24）といわたまあり（25）。はーたみんはナミブ砂漠で「砂漠で寝ると本当に寒いのか？」、いわたはタイで「人はオオオニバスに乗れるか？」に挑戦した。
はーたみんは番組が用意した防寒グッズをフル活用し砂漠で爆睡。砂漠での絶景写真撮影や強風で飛ばされそうな布団との格闘は好評だったが、肝心の爆睡企画は不発に終わった印象だ。
いわたは13年前にイモトアヤコが失敗した「オオオニバスに乗れるか？」に挑戦。「豚の丸焼きスタイル」で成功させたものの、池ポチャシーンがなかったためか、SNSでは物足りなさを訴える声が上がった。
さらに、いわたはラオスのコーンパペンの滝でのロケにも挑戦したが、魚がおらず漁を断念という結果に。
イモトアヤコの偉大さを再認識？
二人の奮闘に好意的な意見もある一方、「イモトのコモドドラゴンに勝たないと」「イッテQ発の芸能人はイモトだけでいい」「知らない人が体を張っても笑えない」など、厳しい意見も多数。
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著名な料理研究家の山田花子さん（仮名）は、「体を張る企画は視聴者の共感を得やすい反面、タレントの個性が際立たないと埋没してしまう危険性もある」と指摘する。
新人二人は今後の活躍が期待されるが、イモトアヤコのような強烈なインパクトを残せるか、今後の挑戦に注目が集まる。
今後の「イッテQ」はどうなる？
今回の放送を受け、視聴者からは「手越祐也をもっと出してほしい」という声も上がっている。番組の今後の方向性、そして新メンバーがどのように番組に溶け込んでいくのか、今後の展開に期待したい。
