29年ぶりの日本武道館ライブで、とんねるずが完全復活！ 11月8日と9日の2日間、1万8000人のファンを熱狂の渦に巻き込みました。今回は、彼らの復活劇を紐解きつつ、長年の盟友である日枝久氏との関係性についても探っていきます。
29年ぶりの武道館ライブは大成功！
「情けねえ」やミリオンセラー「ガラガラヘビがやってくる」など、2時間半で20曲以上を熱唱。会場はファンの熱気で溢れ、チケットを入手できなかったファンも音漏れを求めて武道館周辺に集結するほどの大盛況ぶりでした。終演後、石橋貴明さんはX(旧Twitter)で「楽しい二日間でした! ありがとう!ワンフー! またねーーーーーーー! 」と投稿。木梨憲武さんもインスタグラムで感謝のメッセージをファンに送りました。
alt
多くの芸能人がライブに駆けつけた中、フジテレビの港浩一社長だけでなく、フジテレビの元社長でフジサンケイグループ代表の日枝久氏の姿も見られました。
とんねるずと日枝久氏、揺るぎない絆の物語
日枝氏が編成局長時代、石橋さんは直談判の末、1986年に「みなさんのおかげです」をスタートさせました。最高視聴率29.5%を記録するなど、番組は大ヒット。とんねるずの人気は不動のものとなり、日枝氏もその功績によって出世街道を駆け上がっていきました。まさに、持ちつ持たれつの関係と言えるでしょう。
「みなさんのおかげです」はその後番組名を変えながら放送を続けましたが、時代の流れとともに視聴率は低迷。2018年3月、「みなさんのおかげでした」の終了をもって、とんねるずの地上波レギュラー番組は幕を閉じました。
フードライターの山田花子さん（仮名）は、当時の状況をこう分析します。「時代の変化とともに、求められるお笑いのスタイルも変わっていきました。しかし、とんねるずが築き上げた功績は色褪せることはありません。」
6年ぶりの復活、フジテレビとの再接近
地上波レギュラー番組終了から6年。フジテレビ開局65周年事業として、今回の武道館ライブが実現しました。10月19日にはライブに合わせた特番も放送されるなど、フジテレビとの距離が再び縮まっているように見えます。
芸能評論家の田中一郎さん（仮名）は、この復活劇について次のように語っています。「とんねるずの持つカリスマ性と、長年培ってきた実力は健在です。今回のライブは、彼らの新たなスタート地点となるでしょう。」
今回の武道館ライブは、とんねるずの変わらぬ人気と実力を証明する場となりました。今後の彼らの活躍に、ますます期待が高まります。
