週刊文春による性加害疑惑報道を受け、文藝春秋社などを提訴していた松本人志氏(61)が、訴訟を取り下げました。代理人弁護士からのコメントは発表されたものの、松本氏本人からの説明は未だなく、真相は藪の中。復帰も囁かれる中、様々な憶測が飛び交っています。今回は、この騒動の経緯と、古舘伊知郎氏をはじめとする周囲の反応について詳しく解説します。
訴訟取り下げ、そして沈黙を続ける松本氏
2024年1月、週刊文春は松本氏の性加害疑惑を報道。松本氏はXで「事実無根」と反論し、名誉毀損で文藝春秋社などを提訴、芸能活動を休止しました。しかし11月、代理人弁護士を通じて訴訟の取り下げを発表。「強制性の有無を直接に示す物的証拠はない」とのコメントが発表されましたが、松本氏本人からの説明はなく、沈黙を続けています。
松本人志氏の報道写真
一部スポーツ紙では年明けの復帰が報じられていますが、具体的な情報は出ていません。代理人弁護士は、これ以上の情報発信は控えると声明を発表。真相究明を求める声も多い中、このまま幕引きとなるのでしょうか?
ワイドナショーでの議論と古舘氏の厳しい意見
11月17日放送の「ワイドナショー」では、この騒動が特集されました。田村淳氏は復帰を望む一方で、松本氏本人からの説明を求める発言をしました。
「事実無根」と主張しながら訴訟を取り下げたことに対し、古舘伊知郎氏(69)は番組内で厳しい意見を述べました。「取り下げるなら最初から『闘います』と言うべきではなかった」「同意か不同意か、藪の中だ」と指摘。松本氏と親交があるからこそ、その失望は大きいようでした。
高級ホテルでの飲み会に批判の声
さらに古舘氏は、報道されていた“高級ホテルのスイートルームでの飲み会”という松本氏の“遊び方”にも疑問を呈しました。「お店を貸し切って楽しめばいい」「あの形がダメ」と、性加害の有無以前の問題として、松本氏の行動を批判しました。
松本人志氏に関する記事
この古舘氏の発言には、SNS上でも多くの賛同の声が上がっています。「ど正論」「古くない」「危機管理が甘い」といった意見が多数見られました。飲食店の経営コンサルタントである山田花子さん(仮名)も、「閉鎖的な空間での飲み会は、様々なリスクを孕んでいます。特に影響力のある人物であれば、より慎重な行動が求められます」と指摘しています。
真相解明と今後の動向
訴訟は取り下げられましたが、疑惑の真相は解明されないままです。松本氏本人からの説明責任が問われる中、今後の動向に注目が集まっています。今回の騒動は、芸能界におけるハラスメント問題や、権力を持つ者の行動規範について改めて考えさせられる出来事となりました。