兵庫県知事選の結果を受け、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじ氏が自身のYouTubeチャンネルで過去の自身の発言について反省の弁を述べた。今回の知事選で再選を果たした斎藤元彦氏に対し、以前せいじ氏はパワハラ問題などを巡り批判的な発言をしていた。
過去の批判と知事選の結果
9月に公開された動画で、せいじ氏は斎藤氏のパワハラ問題などを報じたニュースに触れ、強い言葉で批判していた。しかし、11月17日の投開票で斎藤氏が再選。この結果を受け、せいじ氏は自身のYouTubeチャンネルで新たな動画を公開し、過去の自身の発言について振り返った。
千原せいじ氏
4桁を超える誹謗中傷コメントとせいじ氏の反応
せいじ氏によると、斎藤氏に関する以前の動画には、現在もコメントが寄せられており、その中には自身への誹謗中傷も多数含まれているという。スタッフからコメント欄の状況を伝え聞いたせいじ氏は驚きを隠せず、「なぜ自分が誹謗中傷を受けなければならないのか」と主張した。
謝罪を求める声への反論と反省
「謝罪しろ」といったコメントに対し、せいじ氏はマスコミを信じて発言した自身の行動を「大恥」と表現しつつも、謝罪は拒否。一方で、「発言した内容自体は謝らないが、反省している部分もある」と複雑な心境を吐露した。
「バカは薄っぺらい正義感で発言しない」
せいじ氏は自身の反省を踏まえ、「バカは薄っぺらい正義感で発言しない」という持論を展開。視聴者に向けても「自分もバカである」と自称し、軽はずみな発言や書き込みを控えるよう呼びかけた。
視聴者からの共感と反省の声
この動画に対しては、せいじ氏の素直な姿勢に共感する声や、自身も反省したというコメントが多数寄せられた。中には、せいじ氏の「大恥かいた」という言葉に感謝を示す視聴者もいた。
千原ジュニア自宅前落書き
まとめ:軽率な発言への反省と視聴者への呼びかけ
千原せいじ氏は、兵庫県知事選に関する過去の自身の発言について反省の弁を述べ、「薄っぺらい正義感での発言はしない」と宣言。視聴者にも同様の姿勢を求め、軽率な行動を慎むよう呼びかけた。今回の騒動は、情報発信における責任の重さを改めて問いかけるものとなった。