アジア太平洋経済協力会議(APEC)、G20リオデジャネイロ・サミットへの出席などのため、南米のペルーとブラジルを訪問していた石破茂首相。
【画像あり】ネットが激憤! 石破茂首相“観光気分”の「ビーチ写真」
現地での日程を終え、帰国の途についた。11月21日午前には羽田空港に到着予定だ。そんな石破首相が外遊の“最終盤”に、自身のXにアップした写真について、批判が起こっている。
ブラジル滞在時は、リオデジャネイロ近郊のリゾート地で知られる「コパカバーナビーチ」を臨む絶好の場所にあるホテル「リオ・オットン・パレス」に宿泊していた石破首相。
日本時間の19日午後8時前の石破首相のXのポストには、ホテルの部屋から撮影したと思われるコパカバーナビーチの写真を添えて《コパカバーナの夜明けです。》とつづられている。日本とリオデジャネイロの時差は、日本が12時間進んでいるので、現地の石破首相は朝を迎えた時間帯だ。
だが、このポストに対して、X上では批判が殺到。
《エッフェル塔でポーズとってた議員と変わんねーじゃねえか》
《公務で外国出張中にこんな写真を投稿したら炎上するのは目に見えてるのに…》
《おいおいおい、観光旅行じゃないぞ》
《仕事をしろ仕事を。エッフェル塔かよ》
石破首相の外遊から“観光気分”を感じ取るユーザーが多かったようだ。なかでも多く聞かれた「エッフェル塔」について、政治担当記者がこう話す。
「エッフェル塔と言えば、2023年7月に自民党女性局が38名でフランスに海外研修旅行に行った際、当時の女性局長だった松川るい参院議員が今井絵理子参院議員らとともに、エッフェル塔を背景に頭上に三角を作ったポーズの写真をSNSにアップしたことで、猛批判を浴びました。今でも彼女たちは“エッフェル議員”と揶揄されています。石破首相の写真にも、そうした旅行気分を感じなくもないですが……」
また、石破首相については、今回の外遊中の行動で“マナーの悪さ”がたびたび指摘されている。前出の記者が続ける。
「南米訪問中には石破首相がおにぎりを口いっぱいに頬張る姿をとらえた動画がSNSで拡散され、その“食べ方が汚い”という批判が殺到しています。また、APECでの会議後、各国の首脳が次々とお互いの交流を深めるなか、石破首相は一人でスマホをいじっていたことも厳しい指摘を受けてしまいました。
極めつきは、マレーシアのアンワル首相が石破首相に話しかけ、握手を求めたのですが、石破首相は立つことなく、握手を返すだけ。さらに、ほかの首脳が挨拶に来た際にも、石破首相は座ったまま対応していたんです。
これに対しても、マナーがなってないとして《横柄な対応。日本の恥だ》といった痛烈な批判が続出しています。石破首相は外交手腕を見せる機会でしたが、反対にマイナスの印象だけが残った南米訪問になってしまいました」
自民党内では「石破政権の寿命は、2025年3月末の予算成立まで」(自民党ベテラン秘書)という見方も出ているなか“凡ミス”連発が致命傷にならなければいいのだが……。