NMIXX、日本公演開催に暗雲 「独島は我が領土」歌唱で炎上、5万人規模の反対署名も

JYPエンターテインメント所属のガールズグループNMIXX(エンミックス)の日本単独公演開催発表を受け、波紋が広がっています。TWICEやNiziUの妹分として期待を集める彼女たちですが、過去の「独島は我が領土」の歌唱が問題視され、開催反対の声が日に日に高まっています。

「独島は我が領土」歌唱で批判殺到

2024年8月、韓国の人気ウェブ番組「MMTG」に出演したNMIXX。番組内で披露したミックスポップの中に、韓国の民謡「独島は我が領土」が含まれていたことが、今回の騒動の発端です。竹島(韓国名:独島)の領有権を主張するこの曲は、日本ではデリケートな問題として認識されています。日本語訳付きの動画がSNSで拡散されると、日本国内から批判が殺到。「悪意を感じる」「反日活動だ」といった厳しい声が相次ぎました。

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日本公演開催発表で炎上再燃

そして2024年11月、2025年1月に日本で単独公演を開催することが発表されると、この騒動は再燃。SNS上では「日本で公演する資格はない」「日本公演で同じ歌を歌うのか」といった疑問や懸念の声が溢れかえりました。「日本で活動するなら、配慮が必要」と指摘する音楽評論家の田中一郎氏(仮名)も、今回の騒動を深刻に受け止めています。

5万人規模の反対署名活動も

さらに、オンライン署名サイト「change.org」では、日本公演開催反対の署名活動が開始。開始からわずか3日で3万件を超える賛同が集まり、11月19日現在では約5万人に達しています。「反日なのに日本で活動するのはおかしい」「ファンだけど複雑な気持ち」など、様々な声が寄せられています。

過去の「独島」発言も問題視

今回の騒動を受け、過去に元メンバーのジニがファッション誌のインタビューで「独島に行ってみたい」と発言していたことも再び注目を集めています。「JYPの教育体制に問題があるのでは」と指摘する声も上がっており、事務所の対応が問われています。

公演開催は不透明、今後の動向に注目

こうした状況を受け、日本公演の開催は不透明な状況となっています。NMIXX側がどのように対応するのか、今後の動向に注目が集まります。

今回の騒動は、日韓関係のデリケートな問題に触れるものであり、今後の日韓文化交流にも影響を与える可能性があります。「文化交流を進めるためには、相互理解と尊重が不可欠」と語るのは、国際関係学者の佐藤恵子氏(仮名)。今後の展開を見守る必要があるでしょう。