秋も深まり、数々のドラマが話題を呼ぶ中、アイドルグループSnow Manの深澤辰哉さんとSixTONESのジェシーさんがそれぞれ出演するドラマでの演技力に注目が集まっている。高い人気を誇る両グループのメンバーなだけに、その演技に対する期待値も高い。しかし、ネット上では賛否両論の声が上がっており、ファンも複雑な心境を抱いているようだ。今回は、深澤さんが出演する『わたしの宝物』とジェシーさんが出演する『モンスター』での演技について、詳しく見ていこう。
深澤辰哉、『わたしの宝物』で存在感を出せるか？
フジテレビ系木曜ドラマ『わたしの宝物』で、深澤辰哉さんは主人公・神崎美羽（松本若菜）の子を妊娠させる幼馴染・冬月稜を演じている。托卵という難しいテーマを扱った大人の恋愛物語で、田中圭さん演じる美羽の夫・宏樹との三角関係が描かれると予想されていた。
深澤辰哉
しかし、第6話まで放送された現時点では、深澤さん演じる冬月は物語の本筋にあまり絡んでいない印象だ。登場シーンも少なく、歩道橋にいる場面が多いことから、視聴者からは「深澤さんの出番が少ない」「物語への関わり方が薄い」といった不満の声も上がっている。
あるテレビ誌編集者は、「『わたしの宝物』は托卵を扱った繊細な物語であるため、深澤さんの役どころが難しい部分もある」と指摘する。「田中圭さんや他の実力派俳優陣との共演で、演技力の差が目立ってしまう可能性もある」との見解も示している。
ジェシー、『モンスター』で先輩弁護士役を好演！
一方、ジェシーさんはフジテレビ系月曜ドラマ『モンスター』で、主人公・神波亮子（趣里）の先輩弁護士・杉浦義弘役を演じている。亮子に振り回されながらも、時に先輩風を吹かせるコミカルな演技が好評だ。
とはいえ、こちらも一部では「演技がオーバー気味」「キャラが濃い」といった意見も出ている。ベテラン俳優陣との共演シーンでは、まだ経験不足な面も見られるようだ。
著名な演劇評論家のA氏は、「ジェシーさんは持ち前の明るさと存在感で、杉浦というキャラクターを魅力的に演じている」と評価する。「今後の展開次第では、物語のキーパーソンになる可能性もある」と期待を寄せている。
アイドルから俳優へ、更なる飛躍に期待！
深澤辰哉さんとジェシーさん、それぞれの秋ドラマでの演技には賛否両論あるものの、アイドルとして培ってきた表現力や存在感は確かなものだ。今後の更なる成長と俳優としての活躍に期待したい。
『わたしの宝物』と『モンスター』、それぞれの物語がどのように展開していくのか、そして深澤さんとジェシーさんがどのように役を深めていくのか、引き続き注目していきたい。
