東京都文京区の閑静な住宅街で、27日夜、衝撃的な火災が発生しました。発生したのは、猪口邦子参議院議員の自宅マンション。この記事では、火災の状況、被害状況、そして猪口議員の家族の安否について詳しくお伝えします。
現場の緊迫感：火災発生の第一報
27日午後7時10分頃、東京都文京区小石川にある6階建てマンションから110番通報が入りました。通報内容は「ベルが鳴っている。焦げた臭いがする」というもの。現場に駆けつけた消防隊は、6階の一室から激しい炎が上がっているのを確認し、すぐさま消火活動を開始しました。
火災現場の様子
悲しい現実：逃げ遅れた2人、1人の死亡確認
警視庁富坂署によると、火元は6階にある猪口邦子参議院議員の自宅でした。この火災で2人が逃げ遅れ、うち1人は搬送先の病院で死亡が確認されました。もう1人も現場で見つかりました。
猪口議員は夫、娘2人と4人家族。猪口議員本人と娘1人の無事は確認されていますが、夫ともう1人の娘とは連絡が取れていない状況です。警察は、死亡した2人の身元確認を急いでいます。
消火活動と被害状況
東京消防庁によると、火災は約150平方メートルを焼き、28日午前0時40分ごろに鎮火しました。マンションの住民は一時避難を余儀なくされ、近隣住民にも大きな不安が広がりました。火災の原因については現在調査中で、警察と消防が詳しく調べています。
マンション火災の様子
猪口邦子議員のプロフィール
猪口邦子議員は、国際政治学者として活躍後、政界に進出しました。2002年から2004年までジュネーブ軍縮会議日本政府代表部大使を務め、小泉純一郎首相（当時）に要請され、2005年の衆議院選挙で初当選。少子化担当大臣などを歴任し、現在は参議院議員3期目です。
突然の悲劇、今後の捜査に注目
今回の火災は、突然の出来事で、関係者や地域住民に大きな衝撃を与えました。今後の警察と消防による捜査で、火災の原因究明が待たれます。また、安否不明の家族の状況についても、一刻も早い確認が望まれます。
