楽天の辰己涼介選手が、妻のセリーナさんが運営するYouTubeチャンネル「セリちゃんねる」に出演し、両親との金銭トラブルについて赤裸々に語りました。結婚資金として4年間で4000万円を両親と辰己選手名義の会社に預けていたものの、結婚時に一銭も返ってこなかったという衝撃的な内容です。この告白は大きな波紋を呼び、ファンや関係者から様々な声が上がっています。
4000万円の結婚資金、両親の不可解な対応
辰己選手は、結婚資金として毎年1000万円ずつ、4年間で合計4000万円を両親と自身名義の会社に預けていました。しかし、セリーナさんとの結婚に際し、そのお金は返金されませんでした。返金を求めた辰己選手に対し、両親は「会社のお金を法的に自分たちのものにした」と説明し、「離婚したら返す」と発言したとのこと。この驚くべき対応に、辰己選手は言葉を失ったといいます。
辰己選手とセリーナさん
辰己選手は、自らお金を管理し、両親に恩返しをしたいと考えていたと語っています。両親にその気持ちを伝えたところ、「欲しかったら最初から言えばよかった」と返答され、さらに「ほなくれや(放っておいてくれ)」と突き放されたそうです。あまりの無茶な対応に、辰己選手は両親との連絡を絶ったといいます。
証拠書類を公開、老後資金にしては多すぎる?
辰己選手は、両親が作成した「貯蓄の証拠資料」を公開しました。会社名と金額が羅列された資料には、不可解な点が多く、辰己選手は1つ1つ丁寧に説明しています。「両親名義現金残高」といった項目もあり、具体的な金額についても言及。「老後資金にしては多すぎるのではないか」と疑問を呈しました。
過去の両親によるリークと思われる情報についても、LINEの画面やX(旧Twitter)の内容を引用しながら丁寧に事実関係を説明。今回の金銭トラブルによって、妻のセリーナさんへの誹謗中傷が最も辛いことだと明かしました。
プロ野球選手としての責任感と家族への想い
日本代表に選出された際には、関係者に「両親が迷惑行為をする可能性がある」と事前に連絡・謝罪していたという辰己選手。オフシーズンにもこの問題への対応に追われていることを明かしました。
セリーナさんとの幸せな家庭を築いていることを強調し、「私は洗脳されていません。お金はきちんと返しましょう。老後の資金もため直しましょう」と両親へのメッセージで締めくくりました。
この動画に対し、ファンからは「こんな問題を抱えながら素晴らしい成績を残せる辰己選手は本当にすごい」「ご両親がこのような状況だと辛いですね」「深刻な状況がよく分かります。気にせずプレーできる日が来ることを願っています」など、多くの同情と応援の声が寄せられています。