中山美穂さんが12月6日正午ごろ、東京都内の自宅マンションの浴室で亡くなっているのが発見されました。享年54歳。突然の訃報に、日本中が悲しみに包まれています。
最後のメッセージは仕事への情熱にあふれたものだった
スポニチアネックスの取材によると、中山さんは亡くなる前日の5日午後11時ごろ、事務所スタッフに「打ち上げはどこに行く?」とメッセージを送っていました。12月15日に予定されていたクリスマスコンサートの打ち上げを楽しみにしている様子が伺え、仕事にも意欲的に取り組んでいたことが分かります。
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一部報道で「6日午前7時ごろまで中山さんとスタッフがLINEでやりとりしていた」とされていましたが、これは誤報でした。実際には、スタッフが中山さんに送ったLINEメッセージは「既読」にならず、やりとりは成立していなかったことが明らかになっています。中山さんは6日午前2時半ごろ、スタッフに仕事に関するメールを送信。スタッフは起床後にメールに気づき、午前7時ごろにLINEで返信を送りましたが、既読にはなりませんでした。
待ち合わせ場所に現れず… 関係者が異変に気づく
中山さんは6日夜に大阪公演を控えており、午前9時にJR品川駅で事務所関係者と待ち合わせをしていました。しかし、中山さんは現れず、連絡も取れない状態が続きました。不審に思った事務所関係者が合鍵を使って自宅マンションに入り、浴室で亡くなっている中山さんを発見し、110番通報しました。
警察は事件性なしとみて捜査
捜査関係者によると、部屋に遺書や薬を服用した形跡はなく、部屋は施錠されていたことから、警視庁は事件性はないとみて、溺死やヒートショックの可能性も含めて死因を調べています。8日には解剖の結果が判明する見込みです。
デビュー40周年記念ツアーも控えていた矢先…
中山さんは来年1月期のフジテレビドラマ「日本一の最低男」への出演が決まっており、一部撮影も行われていました。また、テレビ朝日ドラマ「家政夫のミタゾノ」にもゲスト出演が予定されていたとのこと。さらに、4月からはデビュー40周年記念の全国ツアーも控えていた矢先でした。関係者からは「仕事にもとても意欲的だった。それだけに悔しい」との声が上がっています。
今後の活躍が期待されていただけに、突然の訃報は惜しまれる
歌手、女優として幅広く活躍し、多くの人々に愛された中山美穂さん。今後の活躍が期待されていた矢先の突然の訃報に、深い悲しみと衝撃が広がっています。ご冥福をお祈りいたします。