静岡市役所清水庁舎の移転めぐる住民投票条例案を提出 市議会で議論へ

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静岡市議会会派「創生静岡」は、議員発議の住民投票条例案を遠藤裕孝議長(右)に提出した=18日、静岡市役所(田中万紀撮影)
静岡市議会会派「創生静岡」は、議員発議の住民投票条例案を遠藤裕孝議長(右)に提出した=18日、静岡市役所(田中万紀撮影)

 静岡市議会会派「創生静岡」(白鳥実代表)は18日、静岡市役所清水庁舎をJR清水駅東口公園に移転することへの賛否を問うための議員発議の住民投票条例案を、遠藤裕孝議長に提出した。提出にあたり白鳥代表は「議論の場をつくってほしい」と要望し、遠藤議長は「重く受け止めます」と応じた。20日に開かれる議会運営委員会で条例案の取り扱いが話し合われる。

 市議会事務局によると、平成15年の合併以降、同市で住民投票が行われたことはなく、住民投票条例案が市議会で議論されるのも初めてという。

 開会中の市議会9月定例会には、市側から清水庁舎を同公園に移転するための条例改正案が提出されており、方向性の異なる2つの議案に市議会がどのように対応するのか注目される。

 清水庁舎移転をめぐっては、移転先が現在地と同様に津波浸水想定区域内にあり、跡地に予定通り桜ケ丘病院が移転すれば災害時の対応に不安がある、といった理由から、一部の住民が反対運動を展開。8団体が8月に田辺信宏市長に住民投票の実施を求める要望書を提出した。しかし田辺市長は今月、市長選で庁舎整備を公約に掲げて当選したとして「住民投票は行わない」と回答し、市議会9月定例会に移転に必要な条例改正案を提出した。

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