[モスクワ 13日 ロイター] – ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツク州の要衝ポクロフスクに南側から攻勢をかけ、1.5キロメートルの地点まで迫った。親ロシア軍事ブロガー、ユーリ・ポドリャカ氏が13日明らかにした。
特殊部隊である破壊工作・偵察グループのメンバーがすでに市内に入ったという。
ロシアが「ドネツクへの玄関口」とみなすポクロフスクが陥落すれば、ウクライナ軍にとってここ数カ月で最大の軍事的後退となる。
同市を掌握すれば、ロシア軍は東部戦線沿いのウクライナ軍の補給線を大きく分断し、チャソフヤル制圧に向けて前進する。チャソフヤルは高台に位置し、ウクライナはここを奪われるとさらに広い地域を失う恐れがある。