IOC会長「放射性物質汚染の対応適切」参加国に伝達へ 安倍首相と面会

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会談するIOCのバッハ会長(左)と安倍首相=23日、米ニューヨーク(共同)
会談するIOCのバッハ会長(左)と安倍首相=23日、米ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク=沢田大典】安倍晋三首相は23日午後(日本時間24日午前)、国連総会出席のため訪れた米ニューヨークで、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と面会した。

 バッハ氏は日本産食品の安全性に関し「放射性物質汚染の監視および課題への対応は適切であり、食品の流通管理は効果的に実施されている」とする食糧農業機関(FAO)と国際原子力機関(IAEA)の公式見解を「参加国に伝達することで対応したい」と述べた。

 韓国側が、選手村で使う可能性がある福島県産食材の安全対策に懸念を示していることが念頭にあるとみられる。

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