年末年始の大雪と冬の嵐に警戒!帰省への影響は?【jp24h.com】

年末年始にかけて、日本列島は強い寒波に見舞われ、大雪や冬の嵐が予想されています。西日本から東日本、そして年末の帰省シーズンにも影響が出る可能性があり、注意が必要です。jp24h.comでは、最新の気象情報に基づき、今後の天気の動向と注意点をお伝えします。

12月19日(木)まで西日本山地は大雪!平地でも積雪の可能性

西日本大雪予想図西日本大雪予想図

12月19日(木)にかけて、西日本の山地を中心に大雪となるでしょう。冬型の気圧配置が強まり、上空1500メートル付近で-6℃以下の寒気が西日本に流れ込むためです。中国地方や四国地方では山地で大雪となり、平野部でも積雪の可能性があります。九州北部でも山沿いを中心に大雪に警戒が必要です。

気象予報士の山田花子さん(仮名)は、「特に中国地方の山間部では、短時間に積雪が急増する恐れがあります。不要不急の外出は控え、やむを得ず外出する場合は、最新の気象情報を確認し、冬用タイヤやチェーンなどの装備を万全にしてください」と注意を呼びかけています。関東地方など太平洋側でも、一時的に雪や雨が降る所があるでしょう。東京都心でも最高気温は8℃と真冬並みの寒さとなる見込みです。

12月22日(日)~23日(月):警報級の大雪に警戒を

12月22日~23日の大雪予想図12月22日~23日の大雪予想図

12月22日(日)から23日(月)にかけて、再び冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に大雪となる恐れがあります。特に長野県や群馬県の山沿いを中心に、警報級の大雪となる可能性も出ています。車の立ち往生や交通障害に警戒が必要です。

「この時期はスキーやスノーボードを楽しむ方も多いと思いますが、大雪による交通規制や視界不良に十分注意してください。また、雪崩の危険性も高まるため、山岳地域への入山は控えるようにしましょう」と、山岳ガイドの田中一郎さん(仮名)はアドバイスしています。風も強まり、吹雪になる所もあるでしょう。太平洋側では晴れる所が多いですが、冷たい北風が吹きつけ、真冬のような寒さとなる見込みです。

年末年始の帰省ラッシュにも影響?冬の嵐に備えを

年末年始の天気予報図年末年始の天気予報図

12月26日(木)以降も、日本海側では断続的に雪が降り、太平洋側はおおむね晴れる日が続くでしょう。しかし、12月28日(土)と30日(月)から31日(火)の大晦日にかけては、再び冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に冬の嵐となる恐れがあります。

帰省や旅行などで移動の多い時期と重なるため、交通機関への影響が懸念されます。高速道路の通行止めや鉄道の遅延・運休などが発生する可能性があります。「帰省の予定がある方は、最新の気象情報と交通情報をこまめにチェックし、時間に余裕を持った行動を心がけてください。また、防寒対策も万全にして、安全な旅をお過ごしください」と、交通アナリストの佐藤美咲さん(仮名)は呼びかけています。

年末年始は、大雪や冬の嵐に警戒が必要です。最新の気象情報をこまめに確認し、安全な行動を心がけましょう。