兵庫県知事選(11月17日投開票)の告示前に斎藤元彦知事の陣営側から支援者に対し、SNS監修はPR会社に依頼するとのメッセージが送られていたことについて、斎藤氏は20日、神戸市内で記者団に対し、「この件については告発が受理され、これから捜査されると思うので、コメントは差し控えたい」と述べた。
関係者によると、10月6日、斎藤陣営の広報担当者から支援者に「SNS監修はPR会社にお願いする形になりました」とするメッセージが届いた。
PR会社代表は投開票後の11月20日、投稿サイト「note」で、選挙中のSNS運用について「私が監修者」と記載した。一方、斎藤氏の代理人の奥見司弁護士は、代表の投稿内容について「間違いだ」と指摘していた。
斎藤氏は「公職選挙法など法令に違反することはないという認識に変わりはない」と話した。