クリスマスイブ目前、日本列島は寒波の影響で各地で天候が大きく分かれています。ホワイトクリスマスに心躍らせる地域もあれば、大雪への警戒を強める地域も。jp24h.comでは、最新の気象情報と対策をまとめました。
日本海側は記録的大雪に警戒！交通機関への影響も
クリスマスイブの積雪予想図
クリスマス寒波の影響で、北日本から北陸にかけての日本海側を中心に大雪となっています。すでに酸ヶ湯（青森県）では積雪3メートル超えという記録的な数値を記録。新潟県や北日本の日本海側でも、24時間で50cm前後の降雪が観測されています。
今後も北陸から北の日本海側では雪が降り続き、局地的に強い雪となる恐れも。東海地方の山沿いや長野県、関東北部でも雪が予想されています。特に北陸地方では、25日朝までにさらに50cmの積雪が予想されており、厳重な警戒が必要です。
交通機関への影響も懸念されます。鉄道の遅延や運休、高速道路の通行止めなどの可能性もあるため、最新の情報を確認し、不要不急の外出は控えるようにしましょう。また、路面の凍結によるスリップ事故や、屋根からの落雪、なだれにも十分ご注意ください。西日本の日本海側でも雪やみぞれとなる可能性があります。
気象予報士の山田花子さん（仮名）は、「今回の寒波は非常に強い勢力です。特に北陸地方では記録的な大雪となる可能性もあるため、最新の気象情報に注意し、早めの対策を心がけてください」と警鐘を鳴らしています。
太平洋側は乾燥に要注意！火の元確認を徹底しよう
乾燥注意報の発令地域
日本海側とは対照的に、太平洋側では晴天が続いています。しかし、この晴天が空気の乾燥をもたらし、火災のリスクを高めていることを忘れてはいけません。東京都心では乾燥注意報が18日連続で発令中。最小湿度は20％台まで下がる見込みです。
空気が乾燥すると、火災が発生しやすくなるだけでなく、静電気も発生しやすくなります。火の元の確認を徹底し、静電気対策も万全にしましょう。また、乾燥による肌荒れや喉の痛みにも注意が必要です。こまめな水分補給や保湿ケアを心がけましょう。
クリスマスのお出かけは寒さ対策を
クリスマスイブの予想気温
クリスマスイブのお出かけを予定されている方は、寒さ対策を万全にしましょう。最高気温は北日本や北陸では真冬並みの寒さとなる見込みです。東京は12℃、大阪は11℃と、平年並みの気温となる予想ですが、日が暮れるとさらに冷え込みます。暖かい服装でお出かけください。
クリスマスイブの天気予報
クリスマス寒波による大雪や乾燥した空気など、今年のクリスマスは天候に注意が必要な地域が多くなりそうです。最新の気象情報をこまめにチェックし、安全で楽しいクリスマスをお過ごしください。
