60歳からの脳力アップ!自分を褒めてハッピーに脳を活性化する方法

高齢化社会を迎える日本では、脳の健康を維持することは人生100年時代を生き抜く上で非常に重要です。この記事では、高齢者専門の精神科医である和田秀樹氏の著書『脳と心が一瞬で整うシンプル習慣 60歳から頭はどんどんよくなる!』を参考に、60歳からでも脳を活性化し、より賢く、そして幸せに生きるための方法をご紹介します。日々の生活に取り入れやすいシンプルな習慣を通して、心も体も若々しく過ごしましょう。

脳の活性化は”ご機嫌”でスタート!

シニア世代にとって、明るく前向きな気持ちでいることは、脳の老化防止に繋がるだけでなく、人生の可能性を広げる鍵となります。和田氏によると、”ご機嫌”でいることが脳の活性化に大きく影響するとのこと。では、どうすれば”ご機嫌”を保てるのでしょうか?

自分を褒めて、心を満たす

“ご機嫌”でいるためには、心の満たされ感が大切です。不足感や欠乏感を感じている時は、どうしても気持ちが沈みがち。そこで、日常生活の中で、どんな些細なことでも自分を褒めてあげる習慣を身につけましょう。

例えば、押し入れの整理整頓を目標にしていたのに、半分しか終わらなかったとします。そんな時でも、「目標達成には至らなかったけど、押し入れがこんなに綺麗になった!すごいじゃん、自分!」と自画自賛してみましょう。

押し入れ整理のイメージ押し入れ整理のイメージ

小さな成功体験が、大きな自信に繋がる

アドラー心理学では、「小さな成功を喜べる人は、そこから勇気づけを得てさらなる前進をしようとする人」と言われています。些細なことでも、自分を褒めて認めてあげることで、ポジティブな感情が生まれ、新たな挑戦へのモチベーションへと繋がります。

ポジティブな暗示で脳を活性化!

自分を褒めることは、自分自身にポジティブな暗示をかけることにも繋がります。アメリカの心理学者バートラム・フォア氏が行った実験では、学生たちに性格分析レポートを渡したところ、約8割の学生が「自分の性格をよく分析している」と感じたそうです。これは、他人から肯定的な評価を受けることで、自己肯定感が高まり、脳が活性化されることを示唆しています。

自分を褒める習慣で、生涯成長を楽しむ

第三者から見て小さなことでも、自分の頑張りを認め、褒めてあげる習慣を身につけることで、生涯を通して成長し続けることができます。日々の生活の中で、自分の長所や努力した点を見つけて、積極的に自分を褒めてあげましょう。

笑顔の高齢者笑顔の高齢者

まとめ:自分を褒めて、脳も心もハッピーに!

60歳からでも脳は成長し続け、より賢く、そして幸せに生きることは可能です。和田氏の提唱する「自分を褒める」というシンプルな習慣を日常生活に取り入れることで、脳を活性化し、心も体も若々しく、人生100年時代を楽しみましょう。