安倍昭恵さん「台湾が無事なら日本も無事」 シンポジウムで講演


昭恵さんは、安倍元首相が生前、「台湾には日本人が失ってしまった価値観や精神が色濃く残っていて素晴らしい」と評価していたことや、「本当の日本人精神を持った日本人」として李登輝(りとうき)元総統に憧れていた可能性があることを明かした。

また「遠くの親戚より近くの他人」という言葉を引き合いに、「日本と台湾は別々の国という他人でありながら、何かあれば頻繁に助け合う近い関係にあって、もはや親戚以上の関係だ」との認識を示し、「もっと緊密にしていくことが大切だ」と語った。

その上で2010年代には漁業取り決めや投資取り決めなど、台日間で多くの覚書が結ばれたことに触れ、「日本と台湾は人と人とのつながりを大切にして、お互いに知恵を出して話し合っていけば、解決できることもたくさんある」との考えを示した。

(呉書緯/編集:齊藤啓介)



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