今年の「第66回日本レコード大賞」は大盛況のうちに幕を閉じました。数々の名曲がノミネートされる中、Mrs. GREEN APPLEが「ライラック」で2年連続の大賞を受賞するという快挙を成し遂げました。バンドとして史上初の連覇という偉業達成に、会場は大きな拍手に包まれました。そして、もう一つの大きな話題となったのが、最優秀新人賞を受賞したこっちのけんとです。
こっちのけんと、喜び爆発!「本当にありがとうございます!」
マルチクリエーターとして活躍する、こっちのけんと(28)。彼は受賞の瞬間、「本当に頑張った1年間だったので、そのご褒美として本当にこれ以上ない大きなものを頂きました。本当にありがとうございます!」と喜びを爆発させました。目に涙を浮かべながらも、満面の笑みで喜びを噛み締める姿は、多くの人の心を掴みました。
こっちのけんとがパフォーマンス中に感謝の言葉を述べている様子
SNS発大ヒット曲「はいよろこんで」 ギリギリダンスで社会現象に
今年5月に配信リリースされた「はいよろこんで」は、まさに社会現象とも言える大ヒットを記録しました。SNSを中心に爆発的に拡散され、若者世代を中心に幅広い層から支持を集めました。何でも安請け合いしてしまう自分を皮肉った歌詞と、サビで披露される特徴的な「ギリギリダンス」が、多くの共感を呼びました。
双極性障害を乗り越え、音楽の道へ
彼は、双極性障害(そううつ病)を発症し、2020年に会社員を辞めました。その後、2022年から本格的に音楽活動をスタートさせ、わずか2年でレコード大賞最優秀新人賞という栄冠を手にしました。受賞後のパフォーマンスでは、「本当にありがとうございます」「生きていてよかったです」と、感極まった様子で何度も感謝の言葉を繰り返しました。その言葉には、これまでの苦労や葛藤、そして音楽への熱い想いが込められていました。音楽評論家の山田一郎氏(仮名)は、「彼の歌は、現代社会で生きる若者の心の叫びを代弁している。だからこそ、多くの人々の共感を呼んだのだ」と語っています。
こっちのけんとがキレのあるダンスを披露している様子
こっちのけんと、今後の活躍に期待
今回の受賞は、彼にとって大きな自信と励みになるでしょう。今後の更なる活躍に期待が高まります。彼の音楽が、これからも多くの人々に勇気と希望を与えてくれることを願ってやみません。