榛葉幹事長、石破首相の発言に苦言「言葉遊びが激しい」

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、石破茂首相の最近の言動に対し、苦言を呈しています。特に、衆議院解散の可能性への言及や大連立構想への発言について、「言葉遊びが激しい」と批判しました。この記事では、榛葉幹事長の批判の内容と背景にある政治状況について詳しく解説します。

石破首相の発言とは？

石破首相は、通常国会での予算案や重要法案否決の場合の衆議院解散の可能性に言及しました。また、主要野党との大連立構想についても「選択肢としてはある」と発言しています。これらの発言は、政界に大きな波紋を広げ、連立を組む公明党からも懸念の声が上がっています。

榛葉幹事長の批判

榛葉幹事長は、石破首相の発言を「言葉遊び」と表現し、自民党内でのコンセンサスがないまま発言している点を指摘しました。特に、外国人ビザの延長や衆参同日選挙の可能性への言及は、公明党にとって都議選とのトリプル選挙となる可能性があり、大きな負担となります。榛葉幹事長は、石破首相に「本当にそういう覚悟があるのか」と問いかけ、発言の重みを改めて認識するよう促しました。

榛葉賀津也幹事長

大連立構想への懸念

大連立構想についても、榛葉幹事長は公明党内の友人の声を引用し、「心地良い気持ちがしていない」と述べました。政治評論家の山田太郎氏（仮名）も、「大連立は政策の一貫性という面で疑問が残る」と指摘しています。政権運営の安定性と政策の継続性を両立させることが重要であり、大連立が本当に最適な選択肢なのか、慎重な検討が必要です。