皇居で行われた2025年の新年一般参賀。約6万人の人々が集い、天皇皇后両陛下をはじめとする皇族方のお姿を拝見しようと、新春の佳き日に華を添えました。本記事では、2年ぶりとなった新年一般参賀の様子、そして国民の心を打った美智子さまの凛としたお姿について詳しくお伝えします。
2年ぶりの一般参賀に6万人!
2024年は能登半島地震の影響で中止となった新年一般参賀。2年ぶりの開催となった今回は、国内外から約6万人が皇居に集まりました。午前と午後、計5回にわたり宮殿ベランダに姿を現された皇族方は、集まった人々に笑顔で手を振って応えられました。
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早朝から訪れた人の中には、亡くなった両親の思い出を胸に初めて参賀に参加したという方も。「皇族方が勢揃いしている姿は迫力があった。陛下のおことばを間近で聞けて、良い一年になりそう」と感動を語っていました。また、愛子さまの元気な姿に安堵したという声も聞かれ、国民の皇室への温かい想いが伝わってきました。
美智子さま、杖なしで登場!国民に感動広がる
昨秋、転倒し右大腿骨上部を骨折された美智子さま。リハビリ中であり、長時間の立位は困難と報じられていたため、今回の新年一般参賀へのご出席は難しいと見られていました。しかし、美智子さまは杖を使わず、ご自身の足でゆっくりと歩かれるお姿で登場され、国民を驚かせました。
全治までにはまだ時間を要するとされる中、国民の前に元気な姿を見せたいという美智子さまの強いお気持ち、そして国民への深い愛情が感じられるご公務となりました。長年美智子さまのファンだという80代女性は、「美智子さまがご自身の足で歩いて登場された時は感動しました。私たち国民のために力を振り絞ってくださったのだと思うと、勇気をいただきました」と語っていました。
皇室ジャーナリストの山田一郎氏(仮名)は、「美智子さまは常に国民のことを第一に考えられてきた方です。今回のご決断にも、国民を励ましたいという強いお気持ちが込められていたのではないでしょうか」と分析しています。
お手振りを控えられた美智子さま。その真意とは?
国民への温かいお気持ちを示された美智子さまですが、今回の一般参賀では、他の皇族方が手を振る中、一度もお手振りをされませんでした。この様子に、両陛下や華子さまが戸惑われているご様子も見受けられました。
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美智子さまがお手振りを控えられた理由については公式な発表はありませんが、骨折の影響でまだ腕を上げるのが難しい状況だった可能性が考えられます。国民に心配をかけまいと、笑顔で振る舞われていたのかもしれません。
料理研究家の佐藤花子氏(仮名)は、「美智子さまは、皇后時代から国民に寄り添う姿勢を大切にされてきました。今回のご様子からも、国民への深い愛情と配慮を感じます」と述べています。
今回の新年一般参賀は、国民にとって皇室の温かさを改めて感じる機会となりました。美智子さまの凛としたお姿は、多くの国民に感動と勇気を与えたことでしょう。